青山隼

青山隼（あおやま じゅん）

青山隼は1988年1月3日生まれで、宮城県仙台市出身の元プロサッカー選手である。現在はタレントや俳優としても活動しており、6人組の昭和歌謡&ポップスグループ「SHOW-WA」のメンバーでもある。彼は多才な才能を持ち、サッカー選手としての経歴を活かし、演技や音楽の世界でも注目を集めている。

サッカー選手としてのキャリア

青山は地元のスポーツクラブであるFCみやぎバルセロナジュニアユースを経て、名古屋グランパスエイトU-18に所属。2006年には、ユースチームからただ一人トップチームに昇格を果たした。若い頃から日本代表に選ばれ、特にU-16のキャプテンを務めた2004年のAFC U-17選手権でその実力を証明した。また、2006年のカタール国際親善大会では優勝に貢献し、翌年のFIFA U-20ワールドカップにも出場した。

彼のプレースタイルは、主にボランチとしての役割を担い、堅実な守備と攻撃参加が特徴的だった。特に中盤では攻撃の起点となり、時には豪快なミドルシュートも決めることができた。しかし、名古屋では出場機会が限られたため、2008年にはJ2のセレッソ大阪にレンタルされた。ここでは試合に出場し、徐々に存在感を示す。

その後、2009年からは徳島ヴォルティスへと移籍し、さらに2011年からは浦和レッズに完全移籍する。しかし、再び徳島に戻り最終的には2015年に現役を引退。引退後も彼は徳島ヴォルティスのレジェンドアンバサダーとしてチームに関与している。

タレント・俳優としての活動

サッカー選手としての成功を収めた青山だが、現役引退後は俳優として新たな挑戦を開始した。彼は俳優でありサッカーの大ファンである大杉漣に影響を受け、「1回きりの人生。チャレンジしてみよう」という思いから演技の道へ進む決意を固めた。サッカーのコーチとして生活費を稼ぐ傍ら、演技の勉強を続け、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属するようになった。

2016年には舞台『RANPO chronicle 虚構のペルソナ』で初舞台を成功させ、演技の幅を広げていく。2024年には「SHOW-WA」としてメジャーデビューを果たし、再び音楽の分野でも存在感を示すことが予想される。

まとめ

青山隼は、サッカー選手からタレント・俳優へと華麗なる転身を遂げた多才な人物である。彼のサッカーキャリアは、若き日に培った実力や経験が色濃く反映されており、その人生観やチャレンジ精神は多くの人々にインスピレーションを与えるものだ。彼のこれからの活躍にも期待が寄せられており、次世代のアーティストとしての道をしっかりと歩んでいる。

もう一度検索