静岡県草薙総合運動場

静岡県草薙総合運動場の紹介

静岡県草薙総合運動場（しずおかけん くさなぎそうごううんどうじょう）は、静岡県静岡市駿河区に位置するスポーツに特化した都市公園で、豊富な運動施設を有しています。運営管理は東京ドーム、東急コミュニティー、静鉄プロパティマネジメントによる事業体が行い、静岡県が所有しています。

歴史的背景

草薙総合運動場の起源は1930年に遡ります。当初、静岡電気鉄道によって草薙球場が開設され、その後1939年に静岡県に移管されました。1957年には国民体育大会が開催されることをきっかけに、各種スポーツ施設が整備されるようになりました。その結果、草薙総合運動場は多くの県大会の会場に利用されてきました。

2010年度からは大規模なリニューアル事業が開始され、主要なスポーツ施設の改修や新設が進められています。具体的には、硬式野球場の改修や新たな屋内運動場の建設、体育館の建て替えが含まれ、地域のスポーツ活動の充実に貢献しています。

主要な施設

草薙総合運動場には、様々なスポーツに対応できる施設が整備されています。以下はその主な施設です：

• - 陸上競技場：日本陸上競技連盟第1種公認。公式競技が行える広大なスペースを有します。
• - 補助競技場：日本陸上競技連盟第3種公認で、練習や大会に利用されます。
• - 球技場：チームスポーツや競技会にも対応した多目的なスペースです。
• - 硬式野球場：本格的な野球試合を行うための特殊施設。
• - 軟式野球場：よりカジュアルに楽しむための野球場。
• - 体育館：2015年に開館した新体育館が、各種イベントに対応。
• - 屋内運動場：多様なスポーツ活動が行える施設。
• - 庭球場：テニス専用の広場が整備されています。
• - 屋内水泳場：天候に左右されずに水泳が楽しめる空間。
• - 児童プール：子供も楽しめる安全なプール施設。
• - 自由広場やユリノキ広場・エノキ広場：リラックスや交流に利用できるスペースです。

アクセス情報

草薙総合運動場へのアクセスは良好で、公共交通機関を利用することが可能です。静鉄県総合運動場駅から徒歩約9分の距離にあります。また、しずてつジャストラインの「草薙野球場南」停留所からは、徒歩約3分で到着します。さらに、静岡駅や東静岡駅からもバスでのアクセスが便利で、静岡駅からは約25分、東静岡駅からは約10分の所要時間です。

草薙総合運動場は、地域のスポーツ文化を支え、様々な活動が展開されています。地元の人々や訪問者が集まり、スポーツや健康促進に寄与する場所として、重要な役割を果たしています。

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