高岡市役所

高岡市役所の概要と歴史

高岡市役所は、日本の高岡市に位置し、地方公共団体としての行政業務を担当する重要な機関です。本庁舎は8階建てで、周辺には議会棟や水道局棟、車庫棟などの関連施設が存在します。また、住民の利便性を考慮し、伏木、戸出、中田、福岡の各地域に支所を持ち、行政サービスを広く提供しています。

歴史的な背景

高岡市役所の歴史は、1889年4月1日に高岡市が市制を施行したことに遡ります。同年の7月17日からは、二番町にあるニシン会社を一時的に借りて市役所として機能を開始しました。その後、一時的に千木屋町の西福寺に移転することもありました。

1894年には二番町のニシン会社を買収し、改修して市役所を設置しましたが、1900年には市内で発生した大火によって庁舎が焼失してしまいます。そこで博労畳町にあった旧越中教校を仮庁舎として利用し、1901年には新たに仮庁舎を建設しました。

1911年には新庁舎の建設が決議され、1913年には西欧風ゴシック様式の新しい市庁舎が片原横町に完成しました。この庁舎は、その後の高岡市の行政業務を支える基盤となりましたが、1956年から財政再建団体に指定された影響で新たな庁舎建設は難航し、1960年には北陸電力の営業所に移転することとなりました。

1964年に新館を増築し、1980年には現在の市庁舎が完成しました。新しい庁舎での業務は、同年5月6日からスタートし、旧庁舎は急患医療センターなどのために利用されることになります。

施設の所在地

本庁舎は高岡市広小路7番50号に位置しており、各支所の所在地は以下のとおりです。

• - 伏木支所: 高岡市伏木湊町13番1号（高岡市伏木コミュニティセンター内）
• - 戸出支所: 高岡市戸出町二丁目13番4号（高岡市戸出コミュニティセンター内）
• - 中田支所: 高岡市下麻生1108番地（高岡市中田コミュニティセンター内）
• - 福岡支所: 高岡市福岡町大滝12番地（福岡庁舎=旧福岡町役場）

高岡市役所は、その歴史的経緯を通じて地域住民に対して重要な行政サービスを提供する役割を果たしてきました。今後もその機能とサービスの充実が期待されます。

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