高岸宏行

高岸宏行について

高岸宏行（たかぎし ひろゆき）は、1992年に愛媛県西条市で誕生し、滋賀県大津市で育った日本のお笑いタレントおよびプロ野球選手です。彼はお笑いコンビ「ティモンディ」の一員としてボケを担当しており、グレープカンパニーに所属しています。また、プロ野球選手としては独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属しています。彼の妻は女優の沢井美優です。

経歴

高岸の公式プロフィールでは出身地は愛媛県とされていますが、実際には滋賀県に転居して育ったため、愛媛も彼にとっての故郷です。彼は滋賀県で中学校まで過ごした後、愛媛の済美高校に進学し、そして東洋大学経営学部を卒業しました。

お笑い芸人としての活動

大学在学中に故障を経験し、プロ野球選手としての道を断念した高岸は、2015年に高校時代の友人である前田裕太とコンビを結成しました。彼の持ちネタ「やればできる!」は、済美高校の校訓からインスパイアされています。彼は、特に東日本大震災後のサンドウィッチマンの活動に感銘を受け、芸人としての道を選ぶことになりました。

野球選手としての経歴

済美高校では野手として活躍し、その後、投手として147km/hの球速を記録します。阪神とヤクルトからのスカウトがあったものの、最終的に大学進学を選び、ドラフト1位を目指して東洋大学に入学。しかし、大学3年時に故障をし、野球を断念することとなります。この時、彼は応援される側から応援する側への転身を決意しました。

芸人活動と野球選手としての再起

ティモンディ結成後、高岸はNPB公式戦の始球式に登壇し、大学時代に投げたマウンドでピッチングを披露しました。2020年から2023年の間で様々な試合に登場し、記録を樹立する中で、栃木ゴールデンブレーブスの一員としても活動しています。特に2021年には、NPB公式戦の始球式において142km/hを投げ、芸能人としてのボールの速さで注目を浴びました。

2022年にはBCリーグに参加し、選手契約を結びました。入団当初は練習生でしたが、すぐに契約選手に昇格し、公式戦にも出場。初登板ではプロの厳しさを体感しながらも、成長を続けていきました。2023年には肩の故障を抱えながらも、トレーニングを重ねました。

プライベートと人物

高岸は、日頃からオレンジ色の衣装を好み、「ビタミンカラーは見る人を元気にできる」という信念を持っています。仕事の際には常にランニングシューズを履いており、トレーニングを日課としています。また、かつてはサウナの熱波師として頑張った経験もあり、今では「第2のみやぞん」「ポスト松岡修造」とも言われる存在です。

2022年には女優の沢井美優と結婚し、彼女との新たなスタートも切りました。

出演作品

お笑いタレントとして活動しつつも、テレビドラマや配信ドラマにも進出しており、NHKの「鎌倉殿の13人」や、Netflixの「離婚しようよ」などに出演しています。彼の今後の活動にもますます期待が集まります。

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