鹿児島市民文化ホール

鹿児島市民文化ホールについて

鹿児島市民文化ホールは、鹿児島市に位置する重要な文化施設で、さまざまな芸術イベントやコンサートが行われています。このホールは、1983年2月6日に開館し、以来市民の文化的な交流の場として広く利用されています。

沿革

このホールの建設は1982年の5月に始まり、翌年の2月に開館しました。開館以来、数回にわたり舞台設備の改修工事が行われ、最新の技術を取り入れることで、より多くの観客に高品質なパフォーマンスを提供しています。特に、2006年から2009年にかけての改修工事は、第1ホール、第2ホール、市民ホールの設備の向上に貢献しました。

2019年には、川商ハウスがネーミングライツ契約を締結し、2020年4月より「川商ホール」として新たに利用されることとなりました。この契約は2024年度まで継続され、一年あたりの契約金は2000万円です。これにより、ホールの運営資金も手厚くなり、さらなるサービス向上が期待されています。

ホールの概要

鹿児島市民文化ホールは、主に三つのホールで構成されています。

第1ホール

• - 舞台仕様: 間口20m、奥行き19.5m、高さ9mのプロセニアム型式の舞台を有します。
• - 客席数: 1,990席（うち車椅子席8席）。
• - 附属施設: 親子室、6部屋の楽屋があります。

第2ホール

• - 舞台仕様: 間口16m、奥行き17.8m、高さ7.8mのプロセニアム型式の舞台です。
• - 客席数: 952席（うち車椅子席6席）。
• - 附属施設: 親子室、6部屋の楽屋を保有しています。

市民ホール

• - 舞台仕様: 間口9.13m、奥行き5.41m、高さ3mのプロセニアム型式の舞台を備えています。
• - 客席数: 400席（全席移動型）。
• - 附属施設: 2部屋の楽屋が完備されています。

その他の施設

鹿児島市民文化ホールは、さまざまな用途に応じた施設も充実しています。練習室は大、中、小サイズがあり、多様なニーズに対応。会議室も二つあり、和室や姉妹友好都市ルームなども併設されています。姉妹友好都市ルームは、国内外の友好都市を紹介するコーナーとなっており、多文化交流の場にもなっています。また、ホール内には喫茶や売店もあり、来場者に便利なサービスを提供しています。

アクセス

鹿児島市民文化ホールへのアクセスも良好で、鹿児島市営バスや鹿児島交通の「市民文化ホール前」バス停から徒歩約1分の距離にあります。さらに、有料駐車場も371台分用意されており、車での訪問も便利です。

鹿児島市民文化ホールは、その立地、設備、サービス力を活かして、今後も地域の文化振興に貢献していくことでしょう。

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