黒田耕平

黒田耕平：幅広い役柄で魅せる実力派俳優

黒田耕平（くろだこうへい）は、1982年10月7日生まれの大阪府富田林市出身の俳優である。177cmの長身とAB型という血液型を持つ彼は、2003年の舞台『25:00』で俳優デビューを果たした。

特撮ヒーローから個性派俳優へ

黒田耕平の知名度を大きく上昇させたのは、2006年の特撮ドラマ『魔弾戦記リュウケンドー』での白波鋼一／魔弾闘士リュウジンオー役である。黒コートに金髪、黒いマニキュアという、黒田自身によって考案された独特なキャラクター造型は大きな話題を呼んだ。ドラマ撮影は全て終了後には黒髪に戻しており、2006年9月号の『てれびくん』付録DVDの撮影のためだけに、再び金髪に染めたというエピソードも残っている。

その後も、2008年の映画『トミカヒーロー レスキューフォース 爆裂MOVIE マッハトレインをレスキューせよ!』では、白波鋼一を彷彿とさせる黒衣の金髪の花屋役を演じている。この時の衣装は『リュウケンドー』当時と変わらなかったという。

多彩な活動歴

デビュー当初はビリーフアイレスに所属していたが、同事務所の解散を機にラ・セッテに移籍。2011年4月に退所後、2013年には劇団コラソンに加入し、舞台を中心に活躍する傍ら、映画やドラマにも積極的に出演している。

彼の出演作は多岐に渡る。テレビドラマでは、『恋する!?キャバ嬢』、『警視庁捜査一課9係』、『怨み屋本舗』、『のぞき屋』などに出演。また、『水曜ミステリー9』シリーズや、NHKの『全力離婚相談』などにも顔を見せ、幅広い役柄をこなしている。さらに、ローカル局のドラマにも多数出演しており、その演技力は高く評価されている。

舞台においても、2004年には『ジャンプフェスタ2005 BLEACH スペクタクルステージ』で朽木白哉役を演じるなど、多くの舞台作品に出演している。劇団コラソンでは多数の作品に出演し、中心メンバーとして活躍している。

映画作品では、『クローズZERO II』、『アジアの純真』、『SHINE』、『あいときぼうのまち』などに出演。主演作も多く、その演技力は多くの作品で評価されている。特に『ユルネバ〜キミは一人じゃない〜』では、東京国際フットボール映画祭観客賞、ヨコハマ・フットボール映画祭審査員特別賞・観客賞を受賞しており、彼の高い演技力が証明された作品となっている。

その他にも、CMやインターネットラジオなど、幅広い分野で活躍。多様な表現方法で視聴者や観客を魅了し続けている。

常に挑戦を続ける俳優

黒田耕平は、特撮ヒーローから個性派俳優へと進化を遂げ、舞台、映画、テレビドラマとジャンルを問わず活躍している。独特の雰囲気と高い演技力で多くの作品に彩りを添え、今後も更なる活躍が期待される俳優の一人である。彼の今後の作品にも注目したい。

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