「七色の落書き」

概要

『七色の落書き』（なないろのらくがき）は、Aqua Timez|Aqua_Timezによる2枚目のミニアルバムで、2006年4月5日にEpic Records Japanから発売されました。この作品は、前作『空いっぱいに奏でる祈り』以来約8ヶ月の間隔を経てリリースされたものであり、Aqua Timez|Aqua_Timezがメジャーデビューを果たした意義深いアルバムです。

アルバムリリースの直前には、結成以来ドラムを担当していたメンバーのアビコが脱退し、4人編成となりました。そのため、バンドにとって新たなスタートを切る重要な作品となったのです。さらに、オリコンチャートでは最高5位を獲得し、商業的にも成功を収めたことが印象的です。

収録曲

本アルバムには様々なスタイルの楽曲が収められており、全編曲はAqua Timez|Aqua_Timezで行われています。作詞・作曲では、主にボーカルの太志が多くの楽曲に携わっています。各曲の詳細を以下に紹介します。

シャボン玉Days [5:13]

本アルバムのリードトラックであり、アマチュア時代から多くのライブで演奏されてきた名曲です。この曲は、彼らのアマチュア時代の1stシングル『いつもいっしょ』に続く2ndシングルにしようと考えられていました。実際に、2015年には10万ダウンロードを達成し、日本レコード協会からはゴールド認定を受けています。

自転車 [4:24]

ライブでの定番曲であり、サビの部分ではファンがタオルを振り回すのがお約束です。このダイナミックなパフォーマンスが多くの観客を魅了しています。

未成年 [1:22]

ポエトリーリーディング形式の楽曲で、聴く人の心に響く言葉が印象的です。

ひとつだけ [4:12]

この曲では、バンドの新たな一面を覗かせるメロディが特徴的です。

Mr.ロードランナー [3:46]

こちらは4thシングル『ALONES』にリミックス版が収録されています。しっかりとしたリズムとキャッチーなメロディがあります。

夜の果て [4:08]

アマチュア時代の1stミニアルバム『悲しみの果てに灯る光』の中に収録されていた曲でもあり、彼らの初期の音楽スタイルを感じることができます。

words of silence [1:28]

再びポエトリーリーディング形式で、静かな感情を表現した作品です。

静かな恋の物語 [5:18]

こちらもアマチュア時代の1stミニアルバムに収録されており、愛の物語を音楽で描いています。バンドの感受性豊かな一面が垣間見えます。

まとめ

『七色の落書き』はAqua Timez|Aqua_Timezが新たな形でメジャーデビューを果たした象徴的なアルバムであり、リリース当時の彼らの成長と意欲が感じられる作品です。収録された各楽曲は、バンドの多様な音楽性と独特な世界観を表現しており、今なお多くのファンに愛され続けています。

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