「夢」〜ムゲンノカナタ〜

「「夢」〜ムゲンノカナタ〜」（ゆめ・ムゲンノカナタ）は、日本のヴィジュアル系ロックバンド・ViViDが2011年に発表したメジャー1作目（通算5作目）のシングルです。

概要

前作「PRECIOUS」から約6か月ぶりのシングルとしてリリースされ、ViViDにとってメジャーデビュー作品となりました。表題曲は、以下のタイアップで使用されました。

テレビ東京系列アニメ『レベルE』エンディングテーマ
テレビ東京系列音楽番組『Vの流儀』2011年1月度オープニングテーマ

自身初のアニメタイアップということもあり、大きな注目を集めました。

初回生産限定盤A、初回生産限定盤B、スペシャルボーナストラック盤の3形態で発売され、それぞれ異なる特典DVDが付属しました。初回生産限定盤Aには表題曲のミュージック・ビデオと、2010年8月8日にSHIBUYA-AXで開催されたワンマンライブ『Day of Awaking』から「Across The Border」「PRECIOUS」「Dear」のライブ映像が収録。初回生産限定盤Bには表題曲のミュージック・ビデオと、「Take-off」のドキュメントミュージック・ビデオとSHIBUYA-AXでのライブ映像が収録されました。

オリコンチャートでは初登場6位を獲得し、初のトップ10入りを記録しました。

収録曲

1. 「夢」〜ムゲンノカナタ〜
2. Rem
3. risk（スペシャルボーナストラック盤のみ収録）

楽曲解説

「夢」〜ムゲンノカナタ〜

メジャーデビューを飾るにあたり、零乃（ギター）は、大衆性を意識したポップな楽曲ではなく、バンドのコンセプトであるメロディック・ミクスチャー・ロックを表現する名刺代わりとなる楽曲を目指したとのことです。歌詞は、メジャーデビューに沿って、誰にでもある夢の無限の可能性をテーマに書かれています。タイトルは最後に付けられましたが、シン（ボーカル）曰く「表記を漢字と片仮名にすることで、ミクスチャーらしさを出したかった」とのことです。また、イヴ（ベース）は、この楽曲で初の試みとしてベースのチューニングを普段の半音下げから一音下げに変更しています。
Rem

カップリング曲。
risk

スペシャルボーナストラック盤のみに収録された楽曲。

参加ミュージシャン

シン：Vocal
零乃：Guitar
怜我：Guitar
イヴ：Bass
Ko-ki：Drums

収録アルバム

INFINITY (#1)
ViViD THE BEST (#1,2,3)
* 週刊少年ジャンプ50th Anniversary BEST ANIME MIX vol.1 (#1)

「「夢」〜ムゲンノカナタ〜」は、ViViDのメジャーデビューを飾るにふさわしい、彼らの音楽性を凝縮した楽曲であり、アニメファンのみならず、多くの音楽ファンに支持される作品となりました。

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