あえないウタ

キマグレンの「あえないウタ」は、2008年2月20日にユニバーサルシグマからリリースされた初のメジャーデビューシングルです。

楽曲について

表題曲「あえないウタ」は、作詞をKUREI、作曲をISEKIが手掛けたバラード。恋人との別れを経験した男性の心情を切々と歌い上げています。KUREIがキマグレン結成当時に経験した失恋が、この楽曲制作の基になったとのことです。シンプルながらも心に響くメロディと、共感を呼ぶ歌詞が魅力です。

カップリングには、映画『ブルー・ブルー・ブルー』のイメージソング「想い思い」を収録。この楽曲は、インディーズ時代に自主制作盤として発表されたものをリアレンジしたバージョンです。インディーズ時代からのファンにとっても、新たな魅力を発見できるでしょう。

さらに、「あえないウタ」のアンプラグドバージョンとインストゥルメンタルバージョンも収録されています。

ミュージックビデオ

「あえないウタ」のPVは、神奈川県逗子市の逗子海岸を舞台に、CDジャケットに描かれているISEKIとKUREIをモチーフにした青いキャラクターのアニメーションが登場するユニークな作品です。美しい逗子海岸の風景と、どこか切ないアニメーションが、楽曲の世界観をより一層引き立てています。また、ISEKIとKUREIの2人が実際に歌っているバージョンも制作されています。

まとめ

「あえないウタ」は、キマグレンの原点とも言える楽曲であり、彼らの音楽に対する真摯な姿勢が伝わってきます。メジャーデビューという新たなスタートを切った彼らの、今後の活躍を予感させる一枚です。失恋の痛みを抱える人だけでなく、大切な人との別れを経験したすべての人に、ぜひ聴いてほしい楽曲です。美しいメロディと心に染み入る歌詞が、きっとあなたの心を癒してくれるでしょう。

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