あじさいとは
「あじさい」は、日本のR&Bバンドであり、
木梨憲武を中心に多彩なメンバーで構成されています。彼らの音楽は、世代を超えたファンに愛され、そのスタイルは多くの影響を受けながら進化してきました。
メンバー
来歴
「あじさい」の始まりは
2004年に遡ります。この年、
木梨憲武は自身のプロジェクト「NORITAKE GUIDE FREE LIVE」を開催しました。このイベントでは、ギタリストの
矢吹俊郎と渡辺格が木梨の歌に伴奏を加え、初めて共演しました。その後、彼らは「木梨ガイド」というテレビ番組にも出演し、さらに関係が深まります。
2005年、彼らは「NORITAKE GUIDE II PEACE LIVE」に参加し、パーカッションの
松下俊彦も加わりました。また、同年には新たに参加した
大平勉と共に「ひまわり」という名前で活動を始めました。
2006年、メンバーが現在の形に整い、この年の「NORITAKE GUIDE III 〜9975 PARTY〜」でバンド名を正式に「あじさい」と名乗ることになります。木梨は、以前から親交のあるAIを介して知り合ったEQに楽曲制作を依頼し、彼と
HI-Dが共に新曲を発表しました。この新曲が観客の好評を得たことで、CDデビューに至りました。
ディスコグラフィ
シングルとしては、
2006年10月にリリースされた「二人だけの世界」があり、
2007年の「NORITAKE GUIDE IV ONE HALF LIVE」では未発表曲「帰り道」が披露されました。歌詞は木梨と矢吹が共同で作成し、音楽は大平が手掛けました。
その他の情報
興味深いことに、木梨と矢吹は幼稚園から中学校まで同じ学年でありながら、異なるクラスで幼少期を過ごしました。そのため、長い付き合いが続いています。矢吹は、過去に
とんねるずの学園祭ツアーにてバックバンドとしても活動しており、大平も「
情けねえ」を披露していた頃の
とんねるずのツアーメンバーだったことから、バンド内のつながりが強いことが伺えます。また、矢吹は声優・
歌手の水樹奈々のプロデュースも手掛けており、その関係で水樹奈々のライブバンド「cherry boys」と一部メンバーが重複しています。
木梨にとって「
とんねるず」や他の名義から数えて五つ目のユニットという位置づけであり、彼の音楽活動の幅を広げる意味でも非常に重要なバンドとなっています。渡辺格は「NORITAKE GUIDE」の際には「渡辺-イタルヴィッチ-格」と名前がクレジットされていたことも特徴です。
2006年10月には、木梨が出演するCM「ひかりone」に矢吹、大平、坂本が参加。撮影では矢吹が多くのNGを出したというエピソードもあり、音楽活動における楽しい瞬間が数多く存在しています。
2006年の
FNS歌謡祭にも出演し、登場時に木梨が「第3位」のトロフィーを持って登場するなど、注目を集めました。
このように「あじさい」は、
木梨憲武を中心に結束したバンドであり、多様な音楽スタイルと深い人間関係に根ざしたユニークな存在です。