あの太陽が、この世界を照らし続けるように。

コブクロ 21stシングル「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」詳細解説

2011年4月27日、人気デュオ・コブクロの21枚目のシングル「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」がワーナーミュージック・ジャパンより発売されました。前作「Blue Bird」から約2ヶ月という短いスパンでのリリースで、早くもファンの期待を高めました。このシングルは、表題曲とカップリング曲の両方にタイアップが決定しており、特に映画主題歌を担当するのは『WHITE DAYS』以来のことでした。

収録楽曲

シングルには全4曲が収録されており、すべての楽曲で作詞・作曲を小渕健太郎、編曲をコブクロが担当しています。

1. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。

5分57秒という、コブクロの楽曲の中でも最長の尺を誇るこの曲は、映画『岳-ガク-』の主題歌として書き下ろされました。壮大で力強いメロディーと、世界を照らし続ける太陽のような、希望に満ちたメッセージが印象的な楽曲です。タイトルもコブクロ史上最長の文字数で、楽曲のスケールの大きさを象徴しています。

2. シルエット

6分6秒の長尺を誇るバラード曲。H.I.SのCMソングとして使用されました。実はこの曲は、2008年に小渕健太郎が友人の結婚式のために制作した楽曲です。結婚式で小渕本人がソロで披露したのみで、これまで世に出ることはありませんでした。「幻の楽曲」として長年ファンの間で語り継がれ、今回のシングルでようやく日の目を見ることとなりました。

この曲は、結婚をテーマにした楽曲ですが、これまでのコブクロの結婚ソングとは一線を画します。2004年にリリースされた「永遠にともに」が男性目線で描かれたのに対し、「シルエット」では女性目線で結婚の喜びや不安、そして未来への希望が繊細に表現されています。この新たな視点が、楽曲に深みを与えています。

3. あの太陽が、この世界を照らし続けるように。(Instrumental)

4. シルエット (Instrumental)

収録アルバム

このシングルの楽曲は、数多くのコブクロのベストアルバムに収録されています。

ALL SINGLES BEST 2 (#1,2)
One Song From Two Hearts (#1)
* ALL TIME BEST 1998-2018 (#1)

これらのアルバムを通して、このシングルの楽曲の普遍的な魅力を改めて確認することができるでしょう。

まとめ

「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」は、映画主題歌とCMソングという強力なタイアップ、そして「幻の楽曲」として話題を呼んだ「シルエット」の存在により、コブクロのキャリアにおいて重要な位置を占めるシングルと言えるでしょう。楽曲の長さや、結婚という普遍的なテーマを異なる視点で表現するなど、聴き応えのある内容となっています。

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