あばれヌンチャク

あばれヌンチャクについて



あばれヌンチャクは、1999年10月に結成された日本のお笑いコンビで、2005年4月に解散しました。このコンビは、石井光三オフィスに所属しており、メンバーは竹内幸輔と斎藤恭央の二人です。彼らは、ユニークな芸風と個性的なキャラクターで観客を楽しませましたが、それぞれが解散後は声優の道へ進むことになりました。

メンバーの紹介



  • - 竹内 幸輔 (たけうち こうすけ)：1976年7月4日生まれで、秋田県大曲市出身。通称「お兄さん」と呼ばれ、ボケと絵の担当をしていました。解散後は声優としてキャリアを積み、2022年6月8日に病気のため45歳で亡くなりました。

  • - 斎藤 恭央 (さいとう やすお)：1976年9月24日生まれで、神奈川県横浜市出身。ツッコミ担当であり、絵描きやネタ作成にも携わっていました。彼も声優として活動し、解散後は桜塚やっくんというピン芸人として知られるようになりましたが、2013年10月5日に交通事故で37歳の若さで亡くなりました。

コンビ名の由来・略歴



コンビ名の「ヌンチャク」は、斎藤の元いたコンビ「ヌンチャクダンス」に由来し、他人によって名付けられたものです。この名称は「あばれはっちゃく」と語呂が似ているとも言われています。2000年には、快児、ちむりん、パペットマペットとともにユニット『免疫魔神』を結成し、様々な公演を行っていました。また、2010年には当時のメンバーが再集結し復活公演を成功させました。

解散後、竹内は声優の道へ進み、斎藤も桜塚やっくんとして多忙な日々を送っていました。しかし、斎藤が死亡した後、竹内も再び同じ事務所に所属することになりました。

芸風と人気



あばれヌンチャクの特徴的な芸風は、スケッチブックを利用した紙芝居風のコントです。斎藤が可愛らしいキャラクターを演じる一方、竹内は鋭い毒舌を繰り出し、社会の様々な事象を鋭く切り取っていました。彼らのユニークなスタイルは、爆笑オンエアバトルといった番組にも出演し、その過激なネタで視聴者に強い印象を残しました。

竹内はアニメ『テニスの王子様』や『アイシールド21』に声優として参加しており、斎藤もアニメ『満月をさがして』で声優デビューを果たしました。特に、桜塚やっくんとしての活動が成功を収めたため、斎藤はピン芸人としての注力を強めました。

彼らのスケッチネタをまとめた書籍「自習!!」は、出版された書籍の中でも人気がありました。

主な出演作品



テレビ番組



ラジオ



あばれヌンチャクは、短い活動期間においても多くのファンに愛され、今なお彼らの作品やキャラクターは覚えられています。このようにして彼らは、笑いの世界に深い足跡を残しました。

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