あま市甚目寺歴史民俗資料館

あま市甚目寺歴史民俗資料館は、愛知県あま市甚目寺東大門に位置し、甚目寺観音の南側に隣接する甚目寺産業会館の3階にあります。この資料館は、地域の歴史と文化、そして人々の生活に深く根ざした民俗資料を保存・展示することを目的としています。

歴史

資料館は、1986年11月3日に甚目寺町歴史民俗資料館として開館しました。当時は海部郡甚目寺町に位置していましたが、2010年3月22日にあま市が発足したことに伴い、あま市甚目寺歴史民俗資料館と名称を変更しました。この名称変更は、資料館が地域社会の変化と共に歩んできた証と言えるでしょう。

展示内容

館内は、シンボルゾーン、町の移り変わり、文化財、埋蔵文化財、まつり・史跡、農業・産業・消防、民俗・生活・街道といったテーマに分かれた展示構成となっています。これらの展示を通じて、古代から現代に至るまでのあま市の歴史と文化を深く理解することができます。

シンボルゾーン: 資料館のテーマやコンセプトを象徴する展示。
町の移り変わり: 甚目寺町の歴史的な変遷をたどる展示。
文化財: 地域に存在する貴重な文化財を紹介。
埋蔵文化財: 町内の遺跡から出土した遺物を展示。
まつり・史跡: 地域に伝わる祭りや史跡に関する展示。
農業・産業・消防: 地域の農業、産業、消防の歴史を紹介。
民俗・生活・街道: 地域の民俗、生活様式、街道に関する展示。

収蔵品

収蔵品には、甚目寺観音関係の資料、町内の遺跡から出土した出土遺物、町民から寄贈された民具などがあります。これらの収蔵品は、地域の歴史と文化を伝える貴重な資料であり、研究者や地域住民にとって重要な情報源となっています。

利用案内

開館時間: 9:00～16:00
休館日: 水曜日・木曜日・年末年始（12月29日～1月3日）
入館料: 無料

アクセス

名鉄津島線甚目寺駅から南へ徒歩約10分です。公共交通機関を利用して気軽にアクセスできるため、地域住民だけでなく、観光客にとっても訪れやすい施設です。

あま市甚目寺歴史民俗資料館は、地域の歴史と文化を学び、体験できる貴重な場所です。入館無料ということもあり、多くの人々に親しまれています。ぜひ一度、足を運んでみてください。

参考文献

愛知県博物館協会・名古屋市博物館『愛知のミュージアム 公式ガイドブック』ミュゼ、2001年

関連項目

あま市美和歴史民俗資料館
七宝郷土資料館（休館中）

外部リンク

あま市甚目寺歴史民俗資料館

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