いくつかの空

柴咲コウ 5thシングル「いくつかの空」：映画主題歌と個性豊かな楽曲の数々

2004年1月14日、柴咲コウ（RUI名義を含む）の5枚目のシングル「いくつかの空」がユニバーサルミュージックよりリリースされました。

表題曲「いくつかの空」は、秋元康氏の企画・原作、三池崇史監督によるホラー映画『着信アリ』（2004年1月17日東宝系公開）の主題歌として書き下ろされた楽曲です。秋元康氏が作詞を手掛け、映画の世界観を見事に表現した、ドラマチックな楽曲となっています。映画公開後には、2004年2月11日にリリースされたアルバム『蜜』にも収録されました。

柴咲コウ公式ミュージックビデオでは、葬儀をモチーフとした映像が使用され、楽曲の持つ重厚な雰囲気と相まって、視聴者に強い印象を与えます。楽曲の持つミステリアスで切ない雰囲気と、映像の持つ独特な世界観は、多くのファンを魅了しました。

カップリング曲には、「深愛」と「かげろう」が収録されています。「深愛」は、柴咲コウ自身による作詞で、Jin Nakamura氏が作曲、CHOKKAKU氏が編曲を担当しています。一方「かげろう」は、本作で初めて収録された楽曲で、作詞を菜穂氏、作曲をTaja氏、編曲をCHOKKAKU氏が担当し、柴咲コウがTaja氏の楽曲をカバーしています。これらの楽曲は、表題曲とは異なる魅力を持ち、アルバム『蜜』には収録されていません。シングルでしか聴くことのできない、貴重な楽曲となっています。

さらに、本作には「いくつかの空 (Backing Track)」も収録されており、カラオケなどで活用できます。

「いくつかの空」はその後、『蜜』『Single Best』『KO SHIBASAKI ALL TIME BEST 詩』といった、様々なベストアルバムにも収録されており、柴咲コウの代表曲として、現在も高い人気を誇っています。

このシングルは、映画主題歌としての役割を果たした表題曲だけでなく、多様な楽曲が収録された、聴き応えのある作品です。柴咲コウの音楽性の一端に触れることができる、ファンにとって重要な作品と言えるでしょう。

楽曲情報

いくつかの空
作詞：秋元康
作曲：Jin Nakamura
編曲：CHOKKAKU
深愛
作詞：柴咲コウ
作曲：Jin Nakamura
編曲：CHOKKAKU
かげろう
作詞：菜穂
作曲：Taja
編曲：CHOKKAKU
いくつかの空 (Backing Track)
作曲：Jin Nakamura
編曲：CHOKKAKU

収録アルバム

いくつかの空：『蜜』『Single Best』『KO SHIBASAKI ALL TIME BEST 詩』
* 深愛：『蜜』

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