いつか、その日が来る日まで…

概要

『いつか、その日が来る日まで…』は、2019年9月4日にリリースされた矢沢永吉の34枚目のオリジナルアルバムです。前作『Last Song』から7年ぶりとなる本作は、「本物の大人のロックンロール&ロマンス」をテーマに、矢沢永吉が自身の音楽人生を総括するような作品として制作されました。キャッチコピーには「向き合え。感じろ。震えろ。これがYAZAWAのど真ん中」という言葉が掲げられ、彼の音楽に対する情熱が強く打ち出されています。

矢沢自身は、このアルバムを最後のオリジナルアルバムになるかもしれないという覚悟で制作に臨んだと語っています。タイトルは文法的に正確ではないものの、矢沢の強い思いが込められており、その独特な表現が印象的です。作詞家には、伊秩弘将、いしわたり淳治、なかにし礼といった新たなメンバーを迎え、特に、なかにし礼とのコラボレーションは、長年の芸能活動の中でほとんど接点のなかった二人の邂逅として話題になりました。表題曲をなかにしに依頼したのは矢沢の強い希望によるもので、なかにし自身もこのタイトルを「ロック的」と評しています。

リリース

アルバムは、GARURU RECORDSから5形態でリリースされました。初回限定盤は、異なる内容のDVDが付属する2種と、Blu-rayが付属する2種があり、通常盤と合わせて計5形態となります。初回限定盤Aには70年代から90年代までの未発表ライブ映像が、初回限定盤Bには00年代から10年代までの未発表ライブ映像が収録されています。

チャート成績

本作は、2019年9月16日付のオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得し、矢沢永吉は70歳0ヶ月でオリコンアルバムランキング最年長1位という記録を樹立しました。また、自身の持つアルバムランキングトップ10入り最多記録も54作に更新しました。

プロモーション

アルバムの発売を記念して、2019年10月12日には日比谷野外大音楽堂にて招待制の無料ライブが予定されていましたが、令和元年東日本台風（台風19号）の影響により、公共交通機関の乱れと観客の安全を考慮して中止となりました。もし開催されていれば、1976年7月4日の「THE STAR IN HIBIYA」以来、43年ぶりとなる日比谷野音でのライブでした。

収録曲

CDは通常盤と初回限定盤共通で以下の楽曲が収録されています。

[楽曲名1]
[楽曲名2]
[楽曲名3]
...

初回限定盤のDVD・Blu-rayには、それぞれ異なるライブ映像が収録されています。

初回限定盤A：70年代から90年代までの未発表ライブ映像集
初回限定盤B：00年代から10年代までの未発表ライブ映像集

外部リンク

矢沢永吉 ニューアルバム「いつか、その日が来る日まで...」2019.9.4ON SALE - 特設サイト
矢沢永吉 SPECIAL LIVE 「THE STAR IN HIBIYA 2019」 - スペシャルライヴ特設サイト

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