いつでも笑みを!

『いつでも笑みを!』



『いつでも笑みを!』は、1998年4月から2005年3月までの7年間にわたり、関西テレビが制作したトークバラエティ番組です。この番組は、フジテレビ系列で生放送され、全国28局でネットされていました。通称として『いつ笑み!(いつえみ)』とも呼ばれ、毎週土曜日の朝8時30分から9時55分まで放送されていました。

概要



司会を務めていたのは上沼恵美子で、彼女は毎回ゲストを招待し、関西テレビのスタジオから生放送を行っていました。上沼の軽妙なトークは魅力的で、ゲストに対する切り込む姿勢と巧妙な話術は、多くの観客を惹きつけました。彼女が発言した内容が、次の日のスポーツ新聞に取り上げられることも多く、関西での視聴率も10%台を記録しました。

タイトルの由来



番組のタイトル「いつでも笑みを!」は、ゲスト出演していた橋幸夫氏が語ったエピソードに由来しています。もともと、彼と吉永小百合がデュエットした「いつでも夢を」から取られたとされています。また、上沼は自らの番組名に「ん」が含まれていると好調であるという自信を持っていました。

出演者



司会



サブ司会



代理司会者としては、清水圭やピーター(池畑慎之介)などが出演しました。進行役は当時の関西テレビアナウンサーである山本浩之が務めていました。彼は1998年に『クロスファイア』に出演し、話題を呼びました。

レギュラー出演者



主なコーナー



番組ではいくつかの人気コーナーが設けられており、以下のようなものがありました:
  • - 笑顔がイチバン
  • - 噂のイチオシ
  • - あなたと出逢えて 〜想い出プレイバック〜
  • - えみちゃん週末クッキング

放送時間



毎週土曜日の8時30分から9時55分まで放送され、番組の冒頭ではネット局の一覧がテロップで表示されるのが特徴的でした。

スタッフ



プロデューサーには森田拓治、喜多隆、吉條英希、古市忠嗣といった方々が担当し、ディレクターには堀切八郎、石岡雅樹などが名を連ねました。構成作家には杉本士郎や武輪真人など、多くの才能ある作家が関与しました。

スポンサーとエンディングテーマ



2003年4月からは放送時間が二部に分かれ、現在もこの形式は『土曜はナニする!?』で続いています。エンディングテーマには浜田麻里の「The Year 2000」、岡村孝子の「砂塵にまぎれて」、上沼恵美子の「笑顔を咲かせましょう」などが使用されました。

結論



『いつでも笑みを!』は、トークバラエティ番組として数多くの視聴者に親しまれ、上沼恵美子の個性的なキャラクターと巧みな進行が特に評価された番組です。関西地方における土曜の朝の定番として、多くの人々に愛された名番組でした。

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