いぬじゅん

いぬじゅん

いぬじゅんは、奈良県出身、静岡県浜松市在住の日本の小説家です。青春小説を中心に、ホラーや人情物など幅広いジャンルを手掛け、読者の心を捉える作品を多数発表しています。

人物と経歴

奈良県奈良市で生まれたいぬじゅんは、聖徳学園岐阜教育大学外国語学部を卒業後、特別養護老人ホームに就職。介護福祉士、介護支援専門員として勤務する傍ら、執筆活動を行っています。小説は小学生から中学生の頃に愛読していましたが、近年はクローズド・サークルの作品を好んで読むそうです。大のDREAMS COME TRUE（ドリカム）ファンであり、いつか会うことを夢見ています。また、「やっぱり猫が好き」のDVD-BOXを所有しているなど、意外な一面も持ち合わせています。石原さとみ出演ドラマにエキストラとして出演した経験もあるそうです。

創作のアイデアは、自身が「パワースポット」と語る天竜浜名湖鉄道の無人駅で練ることが多いといいます。

受賞歴

2013年 - 『いつか、眠りにつく日』で、第8回日本ケータイ小説大賞 大賞・進研ゼミ中学講座賞のダブル受賞
2015年 - 『北上症候群』で、第1回ソングノベルズ大賞「DREAMS COME TRUE編」 入賞
2019年 - 『この冬、いなくなる君へ』で、第8回静岡書店大賞 映像化したい部門 大賞受賞
2022年 - 『この恋が、かなうなら』で、第10回静岡書店大賞 映像化したい部門 大賞受賞

作家活動

失恋した友人を慰めるためにケータイ小説を書いたことがきっかけで執筆活動を開始。2010年『空になりたかった海』（スターツ出版）でインディーズデビュー。2013年には『いつか、眠りにつく日』（スターツ出版）が日本ケータイ小説大賞を受賞し、メジャーデビューを果たしました。

ライト文芸を中心に、青春、ホラー、人情物など様々なジャンルに挑戦。2018年スターツ出版『冬のスタ文総選挙』では、「いつか、眠りにつく日」が1位に輝き、翌2019年にはフジテレビオンデマンド（FOD）で連続ドラマ化され、地上波でも放送されました。

初期の作品である『いつか、眠りにつく日』『夢の終わりで、君に会いたい』『三月の雪は、きみの嘘』は、自身で「切ない系三部作」と呼んでいます。2019年にはスターツ出版における作品の発行部数が70万部を突破しました。

2024年3月30日には、デビュー10周年を記念したイベントがサンストリート浜北で開催されました。

その他の活動

いぬじゅんは、執筆活動以外にも、ラジオパーソナリティやYouTubeチャンネルの運営など、幅広い活動を行っています。

ラジオ
K-mix
「FOOO NIGHT ピンソバ」 隔週木曜日「いぬじゅんのゐ」
「k-mix Wiz.」隔週（奇数週）木曜日「いぬじゅんのゐ」
「K-MIX MOVE ON」隔週（偶数週）木曜日「いぬじゅんのゐ」
YouTube
ステキブンゲイチャンネル
やらまいケアチャンネル
いぬじゅんチャンネル
集英社オレンジ文庫 公式サイト
いぬじゅんのお悩み相談室「いぬもあるけば」

主な作品

いぬじゅんの作品は、青春時代の葛藤や切ない恋愛模様を描いたものが多く、読者の共感を呼んでいます。主な作品として、以下が挙げられます。

いつか、眠りにつく日
北上症候群
この冬、いなくなる君へ
この恋が、かなうなら
君の青が、海にとけるまで

その他多数。詳細は作品リストを参照ください。

メディアミックス

いぬじゅんの作品は、ドラマ、アニメ、漫画、朗読劇など、様々な形でメディアミックス展開されています。

映像化作品
いつか、眠りにつく日（FODオリジナルドラマ）
てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!（テレビアニメ、原案）
漫画化作品
いつか、眠りにつく日（コミックREX）
朗読劇化作品
無人駅で君を待っている
今夜、きみの声が聴こえる

外部リンク

小説家 いぬじゅん | 公式webサイト
いぬじゅん (@inujun2543) - X（旧Twitter）
* いぬじゅんチャンネル - YouTubeチャンネル

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