いのちの食べ方 (小説)

いのちの食べ方

『いのちの食べ方』は、音楽家Eveが原作・プロデュースを手がけるライトノベル作品です。楽曲「Smile」の世界観を基に、十文字青が物語を紡ぎ、lackがイラストを担当しています。MF文庫Jより刊行されており、コミカライズも展開されています。

あらすじ

物語は、主人公である中学2年生の弟切飛が、行方不明になった兄を追うことから始まります。飛は、お喋りなバックパック「バク」を相棒に、様々な出来事に遭遇します。クラスメイトの白玉龍子は、人外のチヌラーシャを幼い頃から大切にしているポーチに入れています。学校の用務員である灰崎逸也は、何か秘密を抱えている様子。彼らを中心に、物語は複雑に絡み合い、予測不能な展開を見せていきます。

「ダリア4」の一員であるドール先輩は、人外を相棒とし、「サリヴァン」と呼ばれる敵を追っています。飛の兄である弟切潟は行方不明となっており、物語の鍵を握る存在です。飛が幼い頃に出会ったひとつめ様も、物語に深く関わってきます。

登場人物

弟切 飛（おときり とび）
本作の主人公。中学2年生。行方不明の兄を追っており、相棒は喋るバックパック「バク」。
白玉 龍子（しらたま りゅうこ）
飛のクラスメイト。人外のチヌラーシャを幼い頃に買ってもらったポーチに入れている。礼儀正しい性格。
灰崎 逸也（はいさき いつや）
飛が通う学校の用務員。何か秘密を抱えている。
ドール先輩
「ダリア4」の一員。人外を相棒とし、「サリヴァン」と呼ばれる敵を追っている。
弟切 潟（おときり せき）
飛の兄。行方不明。
ひとつめ様
飛が幼いころに出会った正体不明の存在。

既刊一覧

小説

Eve（原作・プロデュース）・十文字青（著）・lack（イラスト） 『いのちの食べ方』 KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊5巻（2024年6月25日現在）
2022年9月22日発売、ISBN 978-4-04-681751-8
2022年12月23日発売、ISBN 978-4-04-682037-2
2023年5月25日発売、ISBN 978-4-04-682443-1
2023年10月25日発売、ISBN 978-4-04-682988-7
2024年6月25日発売、ISBN 978-4-04-683541-3

漫画

ゆとと（漫画）・十文字青（原作）・Eve（原作・プロデュース）・まりやす / Waboku / lack（キャラクター原案） 『いのちの食べ方』 KADOKAWA〈MFコミックス ジーンシリーズ〉、既刊2巻（2024年12月25日現在）
2024年3月26日発売、ISBN 978-4-04-683422-5
* 2024年12月25日発売、ISBN 978-4-04-684084-4

世界観

Eveの楽曲から生まれた独特な世界観が、小説とコミカライズでどのように表現されているのか、注目されています。ダークファンタジーの要素と、少年少女たちの葛藤や成長が描かれており、読者を深く引き込む魅力があります。

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