いわて県民情報交流センター

いわて県民情報交流センター（アイーナ）

いわて県民情報交流センター、愛称アイーナは、岩手県盛岡市に位置する多機能施設で、2006年4月1日にオープンしました。この施設は、地域住民の情報交流を促進し、多様な文化や活動を支えるために設立されました。アイーナの名称は、岩手県民からの公募によって決定され、更に2025年にはキオクシア岩手株式会社が命名権を取得することが発表されています。これにより、2030年3月までは「キオクシアアイーナ」という名前が使用される予定です。

沿革

この施設の計画は1996年に始まり、2000年には公募型プロポーザル選定によって設計者が選ばれました。2003年に着工し、2005年には竣工、その後移転作業が行われ、2006年に一部が仮オープンしました。正式な全面開館は2006年5月8日で、県立図書館や運転免許センター、パスポートセンターなどが開館しました。さらに、2016年には、7階のアイーナホールにも命名権が導入され「小田島組☆ほ〜る」という名称が付けられました。

施設概要

アイーナは地上9階、地下1階建ての建物で、全面がガラス張りになっています。1階から4階までは県立図書館を中心とした公共施設があり、5階から9階は会議や研修室が配置されています。

主な施設には以下があります：

• - アイーナホール
• - ギャラリーアイーナ
• - イベント広場
• - 会議・研修室（有料貸し出し）
• - 岩手県県民活動交流センター（5・6階）
• - NPO活動交流センター（6階）
• - 青少年活動交流センター（6階）
• - 男女共同参画センター（6階）
• - 高齢者活動交流プラザ（6階）
• - 子育てサポートセンター（6階）
• - 国際交流センター（5階）
• - 環境学習交流センター（5階）
• - 岩手県立誌聴覚障がい者情報センター
• - 岩手県旅券室（パスポートセンター）
• - ファミリーマート（24時間営業）

特に注目すべきは、太陽光発電システムを採用しているため、省エネ設計が施されている点です。施設内には防犯カメラも設置されており、安全面にも配慮がなされています。

休館日

アイーナには休館日が設定されており、特に5月および10月の第4土曜日には全館が休館となります。この際、電気設備の法定点検が行われ、サーバーも停止するため、公式サイトの閲覧や連絡もできません。また、年末年始は12月29日から1月3日まで休館となります。

周辺の環境

アイーナは盛岡駅や岩手朝日テレビ本社に近く、主要な交通路にアクセスしやすい立地です。周囲には雫石川やマリオスといった名所もあり、地域のシンボルとして親しまれています。さらに、バスのりばも近く、盛岡大学行きのバスが発着するため、公共交通の利用も便利です。

まとめ

いわて県民情報交流センターは、岩手の情報発信と人々の交流を促進する重要な役割を果たしています。その多様な施設や機能は、地域活性化に寄与し、文化や学びの場として地域社会の心豊かな発展を支えています。

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