ういろうプリン

ういろうプリン

概要

ういろうプリンは、かつて日本のプロダクション人力舎で活動していたコメディデュオです。このコンビは多様なネタを展開し、多くのファンを楽しませてきましたが、2021年1月29日に解散しました。メンバーは内間一彰と丸山雄史の二人で、それぞれ異なる特色を持っていました。

メンバー紹介

内間 一彰

内間は1983年4月12日生まれで、ツッコミ役を担当していました。茨城県出身で、工学院大学を中退した後、スクールJCAに入学しました。彼の特技はテトリスやぷよぷよなどのゲームであり、バスケットボールでは大学の部活動でキャプテンを務めていました。彼は通称「ハゲてきていることを気にしている」と話しており、独特のキャラクターを持っています。解散後はソロ活動を経て、新たにゲーツーとのコンビ「うちまつげ」を結成しました。

丸山 雄史

丸山は1983年8月28日生まれで、ボケ担当の位置にありました。千葉県出身で、帝京大学文学部を卒業しています。特技にはサッカーや麻雀が挙げられ、小学校教員免許の資格を持ち、プロ雀士でもあります。彼はダジャレが得意で、ファッションセンスに関しては、自身がセンス悪い芸人No.1に選ばれたこともあります。

コンビ経歴

二人は2006年にスクールJCAに入学し、在学時にコンビ「ブルーセレブ」を結成しました。その後、2010年からプロダクション人力舎に所属し、2012年には漫才新人大賞で優秀賞を受賞しました。2018年、コンビ名を「ういろうプリン」に変更し、ユニークな名前の由来が二人の好物に由来するものであったことが話題となりました。

改名後は、M-1グランプリに師事し、2018年から2020年にかけて、3年連続で準々決勝に進出するなどの成績を収めました。様々な漫才イベントにも参加し、多岐にわたる活動を展開しました。

解散とその後

2021年1月、丸山の芸人引退が発表され、コンビは解散を迎えました。解散時のライブ「激漫」をもって二人の活動は終了しましたが、その後も内間はピン芸人として活動し続ける一方、丸山はプロ雀士として新たな道を歩むことになりました。

受賞歴

主な賞レースでは、M-1グランプリにおいて数回にわたり進出した他、THE MANZAIでも認定漫才師として位置付けられています。漫才新人大賞での優秀賞受賞も特筆すべき業績です。

漫才スタイル

ういろうプリンの漫才スタイルは主に漫才を基本としつつも、時にはコントも交えた色彩豊かなものでした。二人のやり取りにおいては内間が丸山に冷たい態度を取るネタがしばしば見られ、実際には非常に親しい関係にあったことがファンの心を掴んでいました。

出演

テレビやラジオ、ライブイベントに多数出演し、特に「美しき青木・ド・ナウ」や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」などの番組にも名を連ねています。また、ラジオ番組やポッドキャストも手掛けていました。

二人の活動は解散後も続いていますが、ういろうプリンとしての色鮮やかな思い出は、今しばらくファンの心に残り続けるでしょう。

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