おのまきこ

おのまきこについて

おのまきこ（1976年11月23日生まれ）は、日本の音楽シーンで多才なシンガーソングライター、ボーカリスト、ピアニスト、キーボーディストとして知られています。兵庫県高砂市出身の彼女は、音楽の才能を早くから発揮し、数々のプロジェクトで円熟した技量を魅せてきました。現在は、オフィスハナタバ合同会社に所属し、業務提携先としてサンミュージック出版と、レコード会社としてユニバーサルミュージックのLighthouse Musicレーベルに名前を連ねています。

音楽活動の始まり

音楽の基礎を学んだのは、兵庫県高砂市にある甲陽音楽学院で、元々はプロミュージシャン科のジャズピアノ専攻に在籍していました。1995年、同じく甲陽音楽学院のプロミュージシャン科に在籍していたこじまいづみと出会い、デュオ「花花」を結成。彼女たちはハーモニーとシンプルなメロディを武器にし、1998年にはインディーズシーンでのシングル「〜こたつと毛ガニの巻〜」をリリース。その後、2000年にはワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビューを果たし、シングル「え〜よかった（setagaya-mix）」が大きな話題となりました。

デュオとしての活動では、ボーカルやコーラス、ピアノ、キーボードを主として担当し時にはピアニカも演奏。作詞・作曲や編曲も手掛けるなど、創造性に溢れた音楽活動を展開しました。

音楽事業の困難

しかし、所属していたA'zip Musicが親会社の経営不振により、2003年には音楽事業の終了が決定。これに伴いA'zip Musicは倒産し、しばらくの間、活動を休止することとなります。その後、各自がソロ活動を行う中、彼女も新たな道を模索します。

2006年からは新たな芸能事務所アスタエンタテインメントに所属し、男女混成4人組のバンド「音光明媚」を結成。彼女たちは同年に1stアルバム『音光明媚』を release し、再び音楽界での存在感を示しました。また、母校での講師活動も行い、後進の指導にも力を注ぐようになります。

再スタートと新たな挑戦

2009年にはカバーアルバム『Origin』を発表し、ソロでも音楽活動を行うようになりましたが、その後「花花」の活動も再開されるにつれて音光明媚との活動はシュリンクし、停滞することに。そんな中、2020年にはメジャーデビューから20周年を迎え、自身の事務所を設立し、新たなスタートを切ります。

業務提携先をサンミュージック出版に切り替え、ユニバーサルミュージックに移籍したことでベストアルバム『2×20』で再びメジャーデビューを果たすこととなりました。

まとめ

おのまきこは、豊かな音楽的背景と幅広いジャンルでの活動を通じて、自己表現を続けているアーティストです。多才な音楽家として、シンガーソングライター、ボーカリスト、ピアニスト、そして作曲家として、これからも多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

もう一度検索