おはようパーソナリティ

おはようパーソナリティ

『おはようパーソナリティ』は、朝日放送ラジオ（ABCラジオ）で放送されている人気のラジオ番組で、略して「おはパソ」とも呼ばれています。この番組は1971年4月1日にスタートし、2022年現在も続いています。特筆すべきは、日本のラジオ番組の中で初めて「パーソナリティ」という肩書きを使用したとされることで、その影響力と歴史の深さが伺えます。

番組の歴史

初期は1975年4月まで平日と土曜日で放送されていましたが、その後1975年から1989年までは平日のみの帯番組として編成が変更されました。放送時間は、1971年4月から1975年4月までの間は、月曜日から土曜日の7時15分から9時30分の枠で放送されていました。その後は、1989年4月から1999年3月、および2003年10月以降は、月曜日から金曜日の6時30分から9時00分の時間帯に移りました。

放送時間も変更され、1999年4月から2003年9月までの間は、若干短縮されて6時30分から8時30分となっていた時期もあります。こうした番組の変遷は、リスナーのニーズの変化や社会情勢を反映しているとも言えるでしょう。

歴代パーソナリティ

本番組の魅力の一部は、数多くの著名なパーソナリティによる多彩なパフォーマンスにあります。最初のパーソナリティ中村鋭一は、1971年4月1日から1977年3月25日まで担当し、その後道上洋三が1977年から2022年まで活躍しました。最近では2022年3月から小縣裕介が月曜から木曜を担当し、金曜日には古川昌希が新たに加入しています。このように、多世代にわたるパーソナリティが参加してきたことで、番組は常に新鮮な内容と視点を提供してきました。

土曜日版の歴史

番組には土曜日版もあり、1971年4月から1975年4月まで放送されていました。この土曜版では、主に女性のパーソナリティが担当し、稲田英子や壇上英子、宮城まり子といったタレントやフリーアナウンサーが活躍しました。稲田英子が初代土曜日のパーソナリティとして名を馳せ、その後も多くの個性的な女性が聴取者を楽しませてきました。

参考文献

この番組に関する詳細な情報は、朝日放送社史編修室が2000年に発行した『朝日放送の50年』を参考にすることができます。また、国立国会図書館の書誌情報も有用な資料となっています。

番組は、長い歴史を誇り、リスナーに親しまれ続けていることで、朝日放送ラジオの看板番組となっています。今後の展開にも期待が寄せられています。

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