『おはよう天気HTB』は、HTB
北海道テレビ放送で毎週
月曜日から
金曜日の早朝5時30分から6時25分まで放送されていた人気の
情報番組です。
2006年10月2日に放送を開始し、視聴者に親しまれ、略称は「おは天」と呼ばれていました。この番組のキャッチフレーズは「つながる、ぬくもる」というもので、道内の天気や生活情報を新鮮に届けることに力を入れていたのが特徴です。
この番組は、
ウェザーニューズと提携し、道内のウェザーリポーターから提供されるリアルタイムの気象情報を駆使して、視聴者に最新の天候情報を提供していました。特に、地域に密着した情報を伝えることで、北国の視聴者の生活をサポートする姿勢が印象的でした。放送中には、視聴者からの投稿に基づいた生活情報や、おすすめのスポットなども取り上げており、地域密着型の番組として親しまれていました。
この番組は、
テレビ朝日の『やじうまプラス』などの番組と連携して放送され、放送時間帯の中で重要な位置を占めていました。年末年始には特別番組の影響で放送を休止することもありましたが、常に視聴者に気象情報を届ける努力を続けていました。
また、“おは天”は特定の時期には特別な企画を提供していました。例えば、毎年6月第3週には全米オープンゴルフの中継を行い、そのために特定の放送分を休止するなど、様々なイベントに対応していました。そうした特別企画は、番組の魅力を高める要因となっていました。
主要な出演者としては、
林和人さんが2009年
3月からメインキャスターを務めており、同じく石沢綾子さんや国井美佐さん、
大野恵さん、
気象予報士の大山ゆうかさんらがいます。特に、石沢さんは長期にわたり番組に出演し、地域の情報提供に貢献してきました。
番組は2011年
3月4日放送回をもって終了しましたが、その後は『イチオシ!モーニング』として新たな形で継続がなされました。番組終了後も、これらの出演者たちはそれぞれ異なる番組で活躍し続け、地域情報や気象情報の発信に寄与しています。
このように、『おはよう天気HTB』は地域密着型の
情報番組として、視聴者の日常に密接に寄り添った内容を提供し、多くの人々に愛されてきました。地域の特徴や人々の生活に根ざした情報提供が、番組の成功の鍵となったことは間違いありません。