お昼のマイテレビ

『お昼のマイテレビ』は、1989年10月2日から1990年3月30日まで、テレビ朝日系列で生放送された情報ワイドショー番組です。放送時間は毎週月曜日から金曜日の正午12時から12時55分まででした。

この番組は、当時人気のあったタレントである宮尾すすむがメイン司会を務め、他のレギュラー番組を全て降板してこの番組に専念したことでも話題になりました。共演者には、女優の萩尾みどり、タレントのラッシャー板前、そして当時テレビ朝日アナウンサーだった篠田潤子が名を連ねています。

番組の内容は、前番組の『なうNOWスタジオ』と同様に、芸能情報や生活関連情報を主体としていました。しかし、前番組までの正月三が日の特別放送は廃止され、この番組から平日正午枠での正月三が日の放送は行われなくなりました。

ネット局については、一部地域では遅れて放送されており、14時から14時55分または15時から15時55分の時間帯で放送されていました。放送当時の系列局は、番組の中盤でロールテロップを使って紹介されていました。

番組のテーマ曲は、堀井勝美プロジェクトの「ASTRAL WONDERLAND」が使用されました。この曲は、1989年のアルバム『FRONT AND REAR』に収録されており、1990年代前半頃まで、北陸放送のテストパターンミュージックとして土曜日の朝に流れていました。この番組の終了後も、その音楽が別の形で使われていたという点で、番組の印象を強く残しています。

『お昼のマイテレビ』は、当時の午後の時間帯に、最新の芸能情報や生活に役立つ情報を視聴者に提供し、多くの人々に親しまれた番組でした。宮尾すすむをはじめとする出演者の個性と、番組独自の構成が、当時の視聴者の日常に彩りを添えていたと言えるでしょう。

このように、短い期間ではありましたが、『お昼のマイテレビ』は、テレビ史の一ページにその名を刻む番組として、記憶されています。

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