ラッシャー板前

ラッシャー板前について

ラッシャー板前は、1963年6月15日生まれの日本のお笑い芸人であり、ビートたけしの弟子として広く知られています。彼の本名は鈴木浩で、千葉県松戸市の出身です。現在は株式会社TAPに所属し、お笑い界の一翼を担っています。教育機関での経歴としては松戸市立河原塚小学校から松戸市立常盤平中学校、そして松戸市立松戸高等学校を卒業しています。

彼の家族に関しては、タレントのウガンダ・トラが元義兄であり、ラッシャーの妻とウガンダの元妻が姉妹であるという少々特異な背景も持っています。血液型はA型です。

職業のスタート

高校卒業後、ラッシャー板前は二年間の板前修業を経て、ビートたけしに弟子入りしようと決意しました。しかし、たけしの自宅前には多くの志願者が土下座している様子を見て、彼は気後れしてしまい、最初は断念します。それでも、週刊誌に掲載されたビートたけしの自宅の住所を手がかりにマンションを探し、約1時間後に偶然発見しました。

勇気を出してインターホンを押すと、ダンカンに「無礼者」と追い払われましたが、その後も何度も通い続けた末に、たけしと出会うことに成功し、彼の弟子として迎えられることになりました。この時の服装は、非常に特徴的であり、パンチパーマに赤黒のシャツ、亀の甲羅模様のズボンというもので、たけしを驚かせたそうです。

芸名の由来と活動

彼の芸名「ラッシャー板前」は、プロレスラーのラッシャー木村に由来しています。ビートたけしの指導の下、彼は「板前」として料理の役割も与えられ、そのため妹弟子の中では料理力が生かされました。しかし、実際には「追い回し」という役割にとどまり、芸人としての修行も並行して行わねばなりませんでした。

特に『スーパージョッキー』での活躍が際立ちます。そこでラッシャー板前は、スタートボタンを押す役割を果たし、ビートたけしとも共演しました。彼はまた、田村亮子のものまねをし、人気を博しましたが、別のスケートリンクでは伊藤みどりのものまねで問題を引き起こしました。

サッカーと友情

さらに、彼はサッカー選手の三浦知良と親しい友人関係にあり、ブラジルのサントスFCで活躍していた三浦を自宅に泊め、必要な費用を支えたこともあります。その結果、三浦がヴェルディ川崎に入団する際には、ラッシャーが後押しをしたと言われています。

ラッシャーはビートたけしの弟子の中で特に厚い信頼を寄せられており、「あのひと」などの作品でも師弟愛を描かれています。たけしの披露宴では彼の人間味あふれる言葉に感動したエピソードもあります。

最近の活動

近年では、リポーターとしての仕事が増し、テレビ番組「旅サラダ」などで中継を担当するなど精力的に活動しています。また、ラッシャーはゴルフにも情熱を注いでおり、他の軍団員と共に番組にも出演しています。

ラッシャー板前はまた、ロンドンハーツなどにおいて、女子アナたちから好評を得る等、人柄の良さでも注目され続けています。これからも彼の活躍が楽しみです。

もう一度検索