からたち野道/そばにいたい/中央線

THE BOOM「からたち野道/そばにいたい/中央線」

「からたち野道/そばにいたい/中央線」は、日本の音楽グループTHE BOOMが1993年10月1日に発表したシングルです。現在は廃盤となっていますが、THE BOOMのディスコグラフィーによっては「ミニ・アルバム」として扱われることもあります。

このシングルは、ソニー・レコード創立25周年の企画盤として発売されたベストアルバム『THE BOOM』に収録されたリミックス・バージョンが収録されています。そのため、正式なシングルとしてカウントされない場合があります。

収録曲について

1. からたち野道
2. そばにいたい
3. 中央線

これらの楽曲は、過去のアルバムやシングルに収録されていたものをリミックスしたバージョンです。

「からたち野道」「中央線」：1990年発表のアルバム『JAPANESKA』に収録。
「そばにいたい」：1991年発表のシングル「みちづれ」（1992年のアルバム『思春期』にも収録）に収録。

「からたち野道」では、ボーカルの宮沢和史が三味線を演奏しています。間奏では、ギターの小林孝至がマンドリンを演奏しています。宮沢は、この曲が最初にレコーディングされた1990年当時、「島唄」演奏時に用いられることになる三線をまだ持っておらず、ベース担当の山川浩正の母親から三味線を借りたとラジオ番組内で語っています。

「霊の声」騒動？

「からたち野道」（本シングル収録ヴァージョン）には、「熱いよ 熱いよ」と聞こえる「霊の声」が収録されていると、以前テレビで紹介されたことがあります。しかし、これは曲中で和太鼓を叩いている人の掛け声であり、「霊の声」ではありません。リミックスされた本テイクではクリアに聞こえますが、オリジナルテイクが収録されたアルバム『JAPANESKA』（1990年発表）では、リミックス・ヴァージョンほど「霊の声」は聞こえず、和太鼓に合わせた人間の掛け声であることがわかります。

アルバム『JAPANESKA』の歌詞ブックレットには、曲中の和太鼓担当は宮沢和史とドラムの栃木孝夫であるとクレジットされています。


作詞・作曲はいずれも宮沢和史が担当。

外部リンク

* THE BOOM MUSIC GALLERY - ファイヴ・ディーによる公式サイト'>THE BOOM MUSIC GALLERY - ファイヴ・ディーによる公式サイト

もう一度検索