きよし・八方のポン♪カラ♪リン

きよし・八方のポン♪カラ♪リン



番組概要


「きよし・八方のポン♪カラ♪リン」(読み:きよし・はっぽうのポンカラリン)は、朝日放送が運営するABCラジオで放送されたトーク番組です。

2010年4月10日にレギュラー放送が開始され、2014年3月29日までのおよそ4年間にわたり放送されました。

出演者と内容


番組の中心となったのは、タレント西川きよし落語家月亭八方、そして西川きよしの長女であるタレント西川かの子の三氏です。

彼らは、これまでのそれぞれの人生で経験した様々な出来事について、肩肘張らないざっくばらんな語り口でトークを繰り広げました。この番組は、2007年の正月西川きよし月亭八方西川かの子に加え、月亭八方の長男である月亭八光も参加して放送された特別番組が好評を博し、それがレギュラー化につながった経緯があります。

レギュラー放送期間中にも、2011年1月1日および1月9日の放送では、レギュラー出演者である三氏に月亭八光を加えた四氏で進行されました。

番組の冒頭では、出演者の一人である西川きよし、あるいは月亭八方の思い出深い楽曲が流れるのが通例でした。特徴的な演出として、曲の途中で本人が歌い出すというスタイルが取られていました。

放送時間の変遷


レギュラー放送期間中、番組の放送時間は季節や他番組編成の影響を受け、いくつかの変遷をたどりました。

2010年4月から6月: プロ野球のナイター中継がない週の土曜日、19時から20時までの放送でした。
2010年7月から9月: ナイター中継シーズン中は、週1回のレギュラー放送が困難となり、不定期放送となりました。この期間は月1回、日曜日夜の23時30分から30分間放送され、具体的には2010年7月4日、8月1日、9月5日に放送されました。
2010年10月以降: 秋改編により、土曜日20時から21時までの1時間番組として、週1回のレギュラー放送が復活しました。この時間帯での放送は、番組終了まで基本的な形となりますが、4月から6月のナイターシーズン中は、引き続きナイター中継が予定されていない週のみの放送となりました。
2011年7月から9月: この期間もナイター中継の影響を受け、随時日曜深夜(月曜未明)の1時30分から2時00分までの30分枠で放送されました。ただし、毎週ではなく、放送がある場合はその週の最終番組として扱われました。

レギュラー放送終了後


2014年3月29日の放送をもってレギュラー番組としては終了しましたが、「きよし・八方のポン♪カラ♪リン」はその後も、主に正月時期の特別番組として放送が続けられています。

正月特番としては、以下のような放送実績があります。

2015年1月1日: 16時から17時まで、「きよし・八方の!お正月だよポン♪カラ♪リン」と題して放送されました。
2016年1月1日: 17時20分から17時30分まで、「きよし・八方の新年早々ポン♪カラ♪リン!!」が生放送されました。
2017年1月1日: 13時から14時25分まで放送されました。
2020年1月1日: 13時30分から14時55分まで放送され、当時ABCアナウンサーであった三代澤康司氏が共演しました。
2021年1月3日: 16時から放送され、前年に続き三代澤康司氏が共演しています。
2022年1月2日: 16時から17時まで放送されました。
2023年1月2日: 14時から15時30分まで放送され、三代澤康司氏とタレント桑原征平氏が悩み相談のコーナーに登場しました。

近年の正月特番(2022年、2023年など)は、寿司チェーン店である『にぎり長次郎』の提供で放送されています。これは、西川きよしの自宅近くに店舗があることが縁となり、2021年には西川きよし氏自身が同社のCMに起用された背景があります。

主なコーナー


番組内で設けられていた主なコーナーは以下の通りです。

今週のポンカラリン: 西川きよし氏と月亭八方氏の二氏が、その週に身の回りで起こった出来事やエピソードを語り合うコーナーです。
今週の歌: 毎回、西川きよし氏と月亭八方氏が交互に、自身の聞きたい楽曲をリクエストし、それを流すコーナーでした。
きよしに歴史あり: 西川きよし氏が担当するコーナーです。60年以上に及ぶ自身の人生経験から得られた様々なエピソードを率直に語る内容でした。
上方芸能ポン♪カラ♪リン: 月亭八方氏が担当するコーナーです。上方芸能界にまつわる、他では聞けないような裏話や秘話を披露しました。
よろず相談: 聴取者からの悩み相談などに答えるコーナーであったと見られます。

スタッフ


番組制作に関わったスタッフとしては、以下の方々が確認されています。

市川寿憲(プロデューサー、2013年7月まで担当)
上ノ薗公秀(ディレクター)

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