きらりん

きらりん：新潟市社会福祉協議会の愛されマスコット

きらりんは、新潟市社会福祉協議会（社協）のマスコットキャラクターとして、市民に広く親しまれています。その可愛らしい姿で、福祉の啓発活動やボランティア精神の普及に貢献しています。

誕生の背景

きらりんが誕生したのは2008年。新潟市社会福祉協議会ボランティアセンターの20周年を記念し、マスコットキャラクターのデザインが全国から公募されました。524点もの応募作品の中から選ばれたのは、大阪市のイラストレーターによるデザイン。「ボランティアの心（ハート）をモチーフに、出会う誰もが優しい気持ちになるように」という願いが込められています。

その後、市民からの愛称募集が行われ、852点の応募の中から「きらりん」という名前が選ばれました。この名前には、「ボランティアのキラキラした笑顔」や「凛とした心」、「出会い・人生・地域が輝く」といったイメージが込められています。名付け親は、当時市内の幼稚園に通っていた女の子でした。

全国デビューと活躍

愛称決定と同じ年の2008年11月には、滋賀県で開催された「全国社協ゆるキャラコンテスト」で人気投票1位の「きらり賞」を受賞し、全国区デビューを果たします。その人気を受け、2009年2月には新潟市社会福祉協議会の正式なキャラクターに昇格しました。

同年5月には、ボランティアグループからの寄贈により着ぐるみが完成。以降、新潟市内の福祉関係団体などに貸し出され、社協の事業や地域のお祭り、福祉イベントなどで活躍しています。

多彩な展開

きらりんは、広報活動にも積極的に参加しています。新潟市社協ボランティアセンター発行の広報誌『ボランティア情報にいがた きらりん』では、4コマ漫画『kirarinよんコマ劇場』が連載され、人気を博しています。漫画には、きらりんのオリジナルキャラクターである「ランくん」「ティーアちゃん」「カッテくん」も登場します。

また、新潟市内の8つの行政区ごとに異なるイメージカラーのきらりんが存在し、広報誌やイベントグッズなどに活用されています。例えば、東区社会福祉協議会ではアクアブルーのきらりん、西区社会福祉協議会ではサンセットオレンジのきらりんが使用されています。

プロフィール

誕生日: 2008年7月16日
性別: 特に決まっていない
出身地: 新潟市
現住所: 新潟県新潟市中央区八千代1-3-1 新潟市総合福祉会館
特技: 空を飛ぶこと、魔法を使うこと
好きな食べ物: いちご大福
目標: 誰もが暮らしやすい幸せな町づくりを推進すること、ボランティア活動を応援すること

これまでの歩み

2008年4月：新潟市ボランティアセンターのマスコットキャラクター募集開始
2008年7月：キャラクターデザイン決定、誕生日となる
2008年9月：愛称募集開始
2008年11月：愛称が「きらりん」に決定、全国社協ゆるキャラコンテストで「きらり賞」受賞
2009年2月：新潟市社会福祉協議会のキャラクターに昇格
2009年5月：着ぐるみが寄贈される
2009年10月：商標登録
2010年4月：南区の住民バスにきらりん登場
2011年8月：新潟まつりのキラキラパレードに参加

きらりんは、これからも新潟市の福祉を盛り上げるために、様々な活動を続けていくことでしょう。

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