くまもと森都心

くまもと森都心は、熊本県熊本市西区春日一丁目に位置する、熊本駅東A地区第二種市街地再開発事業によって整備された複合施設です。この再開発は、九州新幹線の開業を見据え、熊本駅周辺の活性化を目指して実施されました。

概要

産業道路の北側、白川と電車通りに挟まれたエリアで、熊本駅前東A地区第二種市街地再開発事業が展開されました。このプロジェクトでは、公共施設棟であるA棟、権利者棟であるB棟、そして住宅棟であるC棟が建設され、2012年3月までに全棟が完成しました。これらの施設群は、熊本市における新たな都市拠点として、重要な役割を果たしています。

構成

A棟: 地上6階、地下1階建ての構造で、くまもと森都心プラザがその中心を担っています。2階から6階にかけては、489席を有するホールや熊本市立図書館、観光センターなどの公共施設が集積しています。1階には、肥後銀行熊本駅前支店や熊本第一信用金庫熊本駅前支店などの金融機関が入居しています。

B棟 (春日ヒルズ): 地上2階建てで、明和不動産のフィットネスクラブや歯科医院が入居しています。地域住民の健康増進や生活支援に貢献しています。

C棟 (ザ・熊本タワー): 地上35階、地下1階建ての高層タワーマンションです。1階には、くまもと森都心郵便局（熊本駅フレスタ東館より移転）や歯科医院が入居しています。このタワーは、熊本市のスカイラインを形作るランドマークとなっています。

沿革

2011年10月1日: くまもと森都心プラザがプレオープンしました。
2012年3月1日: A棟の駐車場とB棟の駐輪場が供用開始されました。
2012年3月24日: くまもと森都心プラザがグランドオープンしました。
2012年春: ザ・熊本タワーが完成し、街並みに新たな彩りを加えました。

関連項目

九州地方の再開発プロジェクトの一覧

外部リンク

* くまもと森都心プラザ

くまもと森都心は、再開発によって誕生した複合施設として、公共施設、商業施設、住宅が融合し、熊本市の発展に貢献しています。熊本駅周辺の利便性向上とともに、地域住民の生活を豊かにする役割を担っています。

もう一度検索