くらしの歴史

『くらしの歴史』は、1956年4月26日から1960年7月18日までNHKテレビジョン、その後NHK総合テレビジョンで放送され、1959年1月22日からはNHK教育テレビジョンでも放送された小学校6年生向けの社会科教育番組です。

番組は、当初不定期で放送されていましたが、その後レギュラー番組として定着しました。1959年1月22日から1960年7月18日までは、NHK総合と教育の2つのチャンネルで同時放送されていました。

小学校6年生の社会科の授業では、1学期と2学期に歴史分野を学習し、3学期には公民分野（主に日本国憲法、政治、国際関係）の基礎を学びます。これに合わせて、『くらしの歴史』は、1980年代には2学期で完結し、3学期には国際関係に特化した『世界のなかの日本』という番組が放送されていました。これにより、2つの番組で1年間のサイクルを形成していました。しかし、1985年度以降は『世界のなかの日本』は廃止され、公民分野も『くらしの歴史』に統合されて放送されるようになりました。

番組には、長年にわたり多くの出演者が関わってきました。主な出演者は以下の通りです。

関忠夫（1956年度 - 1963年度）
花上晃（1959年度）
中村るみ子（1959年度）
林睦朗（1964年度 - 1985年度）

また、ナレーターは白坂道子さんが1970年度から1985年度まで務めました。

『くらしの歴史』は、日本の歴史や社会の変遷を、子どもたちに分かりやすく伝えることを目指した教育番組でした。長年にわたり、多くの小学生に親しまれてきました。

番組に関する詳しい情報は、以下のNHK放送史のページで確認できます。

くらしの歴史 - NHK放送史

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