くりぃむナントカ

くりぃむナントカ

『くりぃむナントカ』は、2004年10月6日から2008年9月3日まで放送されていた日本の人気バラエティ番組で、後に特別番組としても何度か復活した。お笑いコンビ・くりぃむしちゅーが冠を務め、全ての企画に関わったことが特徴である。特に有田哲平が司会を担当していたが、時には上田晋也がMCを勤めた。

番組の背景と特徴

番組名の由来は、有田が「視聴者はタイトルを覚えにくい」ことに気づいたことから付けられた。放送初期から数々のユニークな企画で視聴者を楽しませ、多様なバラエティに富む内容が魅力であった。深夜時代は特に自由なスタイルで、マニア向けの内容も多く含まれ、支持を集めた。特に火曜ネオバラエティ期には、そんな形での視聴者のニーズに応えていた。

その後、放送時間がゴールデンタイムに昇格し、より大衆向けな企画が増加したり、深夜時代からの要素が改訂されたりした。視聴率は一時的に低迷したが、ファンの熱望もあって、特番として復活を果たすこともあった。

深夜からゴールデンタイムへ

深夜放送時は、特定の層、特に若年男性に支持されていたもので、12%前後の視聴率を常に維持していた。その中でも2008年1月21日放送回では最高視聴率14.2%を記録。この結果を受け、2008年4月にはゴールデンタイムへ移行することが決定。これに伴い、初回放送の視聴率は10.3%を記録したが、その後は5%から6%の視聴率に低下してしまった。

特番化と再放送

放送終了後も、その人気の高さから特番にて不定期で新しいコンテンツが製作されるようになった。2009年からスタートした特番は複数回放送され、多くのファンが待ち望んでいた企画も復活した。特に、番組が終了してからもDVD販売を行うなどして、未だにファンを魅了している。

また、2021年には『くりぃむナンタラ』として新たな番組がスタートし、以前の企画がリバイバルされて放送されるなど、くりぃむしちゅーの人気は未だ衰えていない。

その他の情報

番組の特徴的なコーナーには、ビンカン選手権や様々な競技が組み入れられ、毎回ハプニングが多く、笑いを誘うシーンも多かった。そのため、多くの準レギュラーやゲストが登場し、彼らの個性を活かしたエピソードが展開されていた。特におぎやはぎやバナナマンなどのスタブックスらが注目され、視聴者に親しまれた。

今では青少年から大人まで楽しめる番組として位置づけられ、様々な世代にわたって愛される存在である。復活したり、続編が作られたりすることで、視聴者との強い結びつきと多様なエンタメのスタイルを維持している。今後も新たな展開が期待される作品である。

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