ぐりぶー

ぐりぶー：鹿児島の魅力を発信するPRキャラクター

ぐりぶーは、鹿児島県を代表するPRキャラクターとして、その愛らしい姿で多くの人々に親しまれています。彼は、かごしま黒豚と鹿児島の豊かな自然をイメージして誕生しました。また、その顔は郷土の偉人、西郷隆盛をモデルにしているというユニークな特徴も持っています。

デビューと活躍

ぐりぶーは、2011年に開催された「花かごしま2011（第28回全国都市緑化かごしまフェア）」のマスコットキャラクターとしてデビューしました。その名称は一般公募によって決定され、県民からの期待を背負って活動を開始しました。

さくらとの結婚

ぐりぶーには「さくら」という友達がいます。彼女もぐりぶーと同様に、鹿児島県のPRに貢献するキャラクターです。2014年3月15日には、鹿児島アリーナで、ぐりぶーとさくらの人前結婚式が盛大に執り行われました。この結婚式には、番組に出演したキャラクターたちを含む約80体の鹿児島ご当地キャラクターや、約5千人の一般入場者が参加し、二人の門出を祝福しました。結婚式は本格的なもので、鹿児島県知事（当時）の伊藤祐一郎や、番組にも出演した国生さゆりも壇上で祝いのスピーチを行いました。指輪の交換、ケーキカット、新婦による手紙の朗読、ダンスやステージショーなど、様々な催しが行われ、会場は祝福ムードに包まれました。

結婚式の模様は鹿児島の全テレビ局がニュースとして取り上げ、大きな話題となりました。

7つ子の誕生

ぐりぶーとさくらの間には、「まなぶー」「あそぶー」「らぶぶー」「かごぶー」「すなぶー」「ゆゆぶー」「ほしぶー」という7つ子が誕生しました。この子供たちも、ぐりぶーのドラマに出演したり、各地のイベントに参加するなど、家族ぐるみで鹿児島のPR活動に貢献しています。

テレビ出演

ぐりぶーは、テレビ番組にも積極的に出演しています。2014年1月から3月にかけて南日本放送（MBC）で放送された『かごしまプロモーション課長ぐりぶー物語』では、ぐりぶーが主役を務め、鹿児島県内のゆるキャラたちと共演しました。また、『薩摩剣士隼人』の制作スタッフが手がけたこともあり、同作品のキャラクターも登場するなど、話題を呼びました。

番組はYouTubeでも配信され、鹿児島純心女子短期大学の生徒が制作した英語字幕版も公開されています。また、番組出演者たちがAKB48「恋するフォーチュンクッキー」のダンスを踊る動画も公開され、人気を集めました。

続編として『ぐりぶーファミリー物語 家族のキズナ編』も制作され、鹿児島放送（KKB）で放送されました。この作品では、ぐりぶーが家族との絆を取り戻すために奮闘する姿が描かれています。

その他の活動

ぐりぶーは、肥薩おれんじ鉄道の車両にラッピングされたり、フェリーさんふらわあにコラボルームが設置されたりと、様々な企業や団体ともコラボレーションしています。これらの活動を通じて、鹿児島の魅力を多角的に発信しています。

基本データ

性別：男の子
仕事：鹿児島の魅力を多くの方々に知ってもらうこと
年齢：不明
特技：ぐりぶーダンス
好きな物：さつまいも
好きな言葉：どんまいどんまい，いっだましい，敬天愛人

ぐりぶーは、これからも鹿児島のPRキャラクターとして、様々な場面で活躍してくれることでしょう。

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