けんじライナー

けんじライナー：仙台と花巻を結ぶ高速バスの詳細

「けんじライナー」は、宮城県仙台市と岩手県北上市、花巻市を結ぶ高速バス路線です。この路線は、都市間を結ぶ重要な交通手段として、地域住民や観光客に利用されています。

運行会社

現在の運行は岩手県交通が担当しており、花巻営業所が運行を管理しています。仙台側の乗務員休憩場所は、JRバス東北仙台支店となっています。

過去には、以下の事業者が運行に携わっていました。

早池峰バス（2003年8月～2007年3月）：岩手県交通便の運行を一時的に移管。
ジェイアールバス東北（運行開始～2014年2月）：仙台発初便と花巻発終便を担当。

運行経路

主な停留所は以下の通りです。

仙台駅東口（73番のりば） - 広瀬通一番町 - （仙台西道路） - （仙台宮城IC） - （中尊寺PA） - （北上江釣子IC） - 本石町一丁目（さくら野西） - 北上駅前（1番） - 総合福祉センター前 - 高屋沢 - 富士大学入口 - 花巻上町 - 花巻駅前（3番） - 花巻温泉

仙台行きの始発便は花巻駅前が起点となります。

途中の中尊寺PAでは、約10分間の休憩があります。

運行回数

1日3往復の運行となっています。

運賃

2022年2月1日現在の運賃は以下の通りです。

片道：
仙台 - 高屋沢：2,600円
仙台 - 花巻駅前：2,700円
仙台 - 花巻温泉：2,900円
2回回数券：
仙台 - 高屋沢：5,000円
仙台 - 花巻温泉：5,200円
発売日より3ヶ月間有効

乗車券は、岩手県交通観光サービス花巻旅行センター、花巻温泉、プレイガイド北上、岩手県交通北上営業所、JRバス仙台駅東口案内所、バス車内で購入可能です。

歴史

「けんじライナー」は、1995年10月1日に1日2往復で運行を開始しました。その後、路線の拡充や運行会社の変更を経て現在に至ります。

1995年10月1日：1日2往復（各社1往復）で運行開始。
2000年3月18日：岩手県交通便を1往復増便し、1日3往復となる。座席指定制から全席自由席に変更。
2003年8月1日：岩手県交通担当便が早池峰バスに移管。往復割引乗車券（全区間4,000円）発売開始。
2007年2月1日：運賃を値上げ。
2007年4月1日：早池峰バス担当便が岩手県交通に再移管。
2011年1月17日：開業15周年キャンペーンとして、平日限定日帰り往復割引乗車券を4,000円で発売（同年3月18日まで）。
2011年3月18日：東北地方太平洋沖地震の影響で運休していたが、岩手県交通が一部運行を再開。
2011年3月22日：岩手県交通が花巻温泉 - 仙台駅東口間1日2往復に増便。
2011年6月6日：通常運行に戻る（JRバス東北担当便は前日6月5日の花巻温泉発から岩手県交通が運行を再開）。
2011年1[[2月1日]]：JRバス東北が運行を再開、震災前の運行体制に復旧。
2013年12月25日：運賃改定。片道運賃（大人）を100円、往復運賃を200円ずつ値上げ。
2014年3月1日：JRバス東北による運行を休止。岩手県交通が1日3往復を運行。
2014年1[[2月1日]]：仙台市内の運行経路変更に伴い、電力ビル前バス停への停車を廃止、広瀬通一番町への停車に変更。
2015年4月1日：上り仙台行の始発便が花巻駅前始発となる。
2019年6月1日：運賃改定。片道運賃（大人）を100円値上げ。往復運賃を廃止、2回回数券の発売を開始。
2020年4月1日：本石町一丁目（さくら野西）バス停を新設。
2020年4月20日：新型コロナウイルスの影響により、一時的に1日2往復に減便（後に全便運休）。
2020年6月26日：金土日祝日のみ1往復の運行を再開（同年7月22日 - 8月16日は毎日）。
2022年2月1日：2回回数券の運賃を改定。

利用状況

この路線は、仙台と花巻を結ぶ主要な交通手段として、多くの人々に利用されています。詳細な利用状況については、公式情報をご参照ください。

外部リンク

岩手県交通 花巻・仙台線『けんじライナー』

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