こげどんぼ*

こげどんぼ

こげどんぼ（本名非公開、2月27日生まれ）は、日本の漫画家、イラストレーター、キャラクターデザイナーとして多岐にわたる活動をしています。東京都出身で、魚座のA型。
旧ペンネームはコゲどんぼ、別ペンネームとして小春 こころ（こはるの こころ）を使用しています。
京都精華大学マンガ学科キャラクターデザインコースで非常勤講師も務めています。

そのキャリアの中で、漫画編集者の仕事も経験しています。
夫は陸上自衛隊所属の幹部自衛官です。

代表作として知られる『デ・ジ・キャラット』は、彼女が生み出した人気キャラクターで、他にも『ぴたテン』『かみちゃまかりん』など、数々のオリジナル作品がアニメ化されています。彼女自身は鳥山明のファンであり、ペンネームは鳥山が飼っていた猫「コゲ」に由来します。

作風

『デ・ジ・キャラット』の印象から、当初は男性オタク層向けの作品が多いと思われがちでしたが、少女漫画雑誌『なかよし』での連載などを経て、幅広い読者層を獲得しました。

彼女の作風は、基本的に可愛らしく華やかな絵柄が特徴です。明るいキャラクターを描く一方で、作品の底には暗さや切なさを含んだ独特の雰囲気も持ち合わせています。

作品のジャンルも多岐にわたり、『デ・ジ・キャラット』のようなシニカルな短編ギャグから、『ぴたテン』『かみちゃまかりん』『亡き少女の為のパヴァーヌ』のような、暗さを含んだ中長編作品、さらには『ヨメさんは萌え漫画家』のようなエッセイ作品も手がけています。

略歴

• - 1990年（平成2年）：高校在学中から『ファンロード』誌の常連投稿者として活躍。受験勉強のため休筆するまでの2年間で100枚以上のハガキが掲載されました。
• - 1996年（平成8年）：大学在学中に『コミックぽっけ』へ『花丸忍法帳』を初投稿し、佳作を受賞。「苔山とんぼ」名義で学研コミック大賞も受賞しました。
• - 1997年（平成9年）：進研ゼミや『電撃コミックガオ!』でイラストや漫画の掲載を開始。
• - 1998年（平成10年）：ゲーマーズの月刊情報誌『フロムゲーマーズ』の4コマ漫画から生まれた『デ・ジ・キャラット』で人気を博します。
• - 2008年（平成20年）：ペンネームを「こげどんぼ」に改名。
• - 2011年（平成23年）：結婚を発表。
• - 2014年（平成26年）：第一子となる女児の妊娠を公表。同年3月に出産。
• - 2015年（平成27年）：京都精華大学マンガ学部の非常勤講師に就任。
• - 2019年（平成31年）：京都精華大学マンガ学部の特任准教授に就任。

人物

東京都出身で、ルーツは福島県会津地方にあります。夫は熊本県出身。
漫画家を目指す際には親から反対されたものの、学生時代から同人活動を行い、学研への漫画投稿で受賞を果たしました。大学卒業後はブロッコリーに就職。
会社員として働く傍ら、プロとして一度も原稿を落としたことがないという、非常にストイックな一面も持っています。

同じくブロッコリーで仕事をしていた大月悠祐子は、中学時代の部活仲間です。

大学では獣医学を専攻し、合気道サークルに所属していました。

趣味はリバーシ、旅行、合気道。過去には能やピアノ、ヴァイオリンも習っていました。

『ギャラクシーエンジェル』ムーンエンジェル隊のカラー設定も担当しています。

レーシック手術が原因で円錐角膜を発症し、2009年に手術を受けています。

主な作品リスト

• - デ・ジ・キャラット
• - ぴたテン
• - かみちゃまかりんシリーズ
• - 恋姫草紙
• - こんこんここん
• - 亡き少女の為のパヴァーヌ
• - どきどき!たまタン
• - ヨメさんは萌え漫画家シリーズ
• - さいつよ☆悪役令嬢!

同人活動

同人サークル『こげこげはうす』を主宰。一時休止期間を挟みながらも、精力的に同人活動を続けています。東日本大震災の際には、チャリティ同人誌への参加を通じて被災地支援も行いました。

こげどんぼは、その多彩な才能と独自の感性で、多くのファンを魅了し続けています。

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