ここに

関ジャニ∞のシングル「ここに」とその背景

関ジャニ∞が2018年9月5日にリリースしたシングル「ここに」は、彼らの41枚目の作品であり、前作「応答セヨ」から約10か月ぶりの新しい楽曲です。特に注目すべきは、これが渋谷すばるの脱退後、6人での初のシングルであることです。このシングルは初回限定盤、通常盤、201∞限定盤の3形態で展開され、ファンの期待を集めました。

楽曲のテーマと制作

表題曲「ここに」は、これまでの道のりやファンと築いてきた絆を大切にしながら、6人で新たな一歩を踏み出す姿を描いた楽曲です。エネルギッシュで希望に満ちた内容となっており、リスナーにパワーを与えます。この楽曲は、WANIMAのKENTAから提供されたもので、KENTA自身が「関ジャニファンの1人として、大好きな関ジャニの歌を創れたことを嬉しく思います」と語るなど、アーティスト同士のつながりを感じさせます。

「ここに」は、テレビ朝日系の『関ジャム 完全燃SHOW』のエンディングテーマに選ばれ、その後、2021年11月17日にリリースされた10thアルバム『8BEAT』に収録されました。ただし、このアルバムには5人による再録バージョンが収められているため、6人バージョンは現時点では未収録です。2024年6月21日には、改名後のSUPER EIGHT|SUPER_EIGHTの音楽フェスティバルにおいて、全メンバーとWANIMAが共演する様子が初披露されました。

カップリング曲について

カップリングには「タカラモノ」も収められており、こちらはカンテレ開局60周年記念として制作されました。この楽曲はベリーグッドマンから提供されたもので、彼らのメッセージが込められた素敵な作品です。さらに、もう一つのカップリング「All you need is laugh」は、メンバーの錦戸亮と安田章大が共作した楽曲で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のアトラクションのテーマ曲としても使用されました。

ビジュアルと特典

初回限定盤や201∞限定盤には、特典DVDが付属し、表題曲「ここに」のミュージックビデオやメイキング映像が楽しめます。特に、201∞盤にはカップリングの制作過程を26のステップで分かりやすく紹介したドキュメンタリー映像が収録されており、ファンにはたまらない内容となっています。

売上とチャートの成績

リリース直後、オリコン週間 CDシングルランキングで1位を獲得し、初週の売上は242,452枚に達しました。この1位は、彼らにとって28作連続で、通算36作目のシングルとしての達成です。また、Billboard JAPANでも週間ランキング1位を獲得し、その後の年間トップにも選ばれるなど、商業的にも成功を収めました。

結論

関ジャニ∞の「ここに」は、彼らの新たなスタートを象徴する楽曲で、ファンとの絆を深めるメッセージが込められています。これからも、多種多様な活動を通じて彼らの音楽を楽しみにしているファンにとって、特別な作品となっています。

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