こてはし台団地

こてはし台団地

千葉県千葉市花見川区の東部に位置するこてはし台団地は、千葉県住宅供給公社によって開発された戸建住宅を中心とした団地です。花見川区内に点在する12の団地の一つで、国道16号線沿いの大日町入口交差点の西側、こてはし団地入口交差点の東側に広がっています。

概要

こてはし台団地は、1丁目から6丁目までの区域で構成されており、団地内には幼稚園、保育園、小学校、中学校といった教育施設をはじめ、図書館や警察署など、生活に必要な施設が整っています。地域住民の生活を支えるインフラが充実しているのが特徴です。

歴史

こてはし台の歴史は、1954年（昭和29年）に遡ります。当時の犢橋村が千葉市に編入された際、村内の大字がそのまま町名として引き継がれました。その後、1971年（昭和46年）に、三角町、大日町、柏井町、横戸町、宇那谷町、長沼町の一部から、こてはし台が誕生しました。この時、「こてはし台」という新しい地域名と、旧来の「犢橋町」が同時に存在することになりました。

1972年（昭和47年）には、こてはし台で住居表示が実施され、こてはし台一丁目、二丁目、四丁目から六丁目が新たに起立しました。また、三角町の一部で住居表示が実施されたことで、こてはし台三丁目が誕生しました。この頃、犢橋町の一部は、さつきが丘一丁目、二丁目の一部となっています。

1992年（平成4年）には、花見川区と稲毛区の行政区画が再編され、こてはし台は花見川区に編入されました。

観光・地域活動

こてはし中央商店街

こてはし台四丁目付近は、地元住民の間で「中央」と呼ばれており、商店街が形成されています。花屋、パン屋、スーパーマーケット（カワグチこてはし中央店、カワグチこてはし南店）、図書館、銀行（京葉銀行）、郵便局、交番、公園などが密集しており、地域住民の生活を支える拠点となっています。

こてはし台公園

こてはし台には大小合わせて8つの公園がありますが、中でも最大のものが「こてはし台公園」（通称：中央公園）です。夏には地域のお祭りが開催され、多くの住民で賑わいます。また、運動会やゴミ拾い会など、地域住民が集まるイベントも、この公園で行われることが多いです。

主な施設

こてはし台幼稚園：厳密には隣接する横戸町に所在
こてはし台保育所
こてはし台小学校（通称：だいしょう）
こてはし台中学校（通称：だいちゅう）
こてはし台交番
花見川図書館
スーパーカワグチこてはし中央店
スーパーカワグチこてはし南店: 厳密には隣接する千種町に所在
千葉こてはし台郵便局
京葉銀行こてはし台支店

こてはし台団地は、歴史ある住宅地でありながら、現代的な生活インフラが整備され、地域住民の交流も盛んな活気のある街です。

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