こども棋聖戦

こども棋聖戦

こども棋聖戦は、小学生を対象としたアマチュア囲碁の全国大会で、小学生日本一を決定する大会です。2011年に創設され、正式名称は「くらしき吉備真備杯 こども棋聖戦」といいます。

大会の構成

大会は、小学生低学年（小学1年生から3年生）の部と高学年（小学4年生から6年生）の部に分かれており、それぞれの部門で地区予選を勝ち抜いた代表選手が全国大会に出場します。全国大会への出場枠は各部門48名です。大会は原則として12月に開催されますが、第8回は2019年1月に開催されました。

各部門の優勝者には、こども棋聖の称号が授与されます。

未就学児も低学年の部に出場することは可能ですが、都道府県代表として全国大会に出場することはできません。過去には、藤田怜央が2019年の大阪大会で優勝したものの、就学前であったため全国大会への出場資格を得られなかった事例があります。

大会概要

主催: 岡山県倉敷市、読売新聞社、日本棋院、倉敷市文化振興財団
共催: 倉敷市教育委員会、山陽新聞社
後援: 岡山県小田郡矢掛町、関西棋院
協賛: 幻冬舎エデュケーション、倉敷真備ライオンズクラブ

開催方式

全国大会は、囲碁を伝承したとされる吉備真備ゆかりの地、岡山県倉敷市真備町のマービーふれあいセンターに選手が招待されて開催されます。ただし、2018年と2019年は西日本豪雨の影響により、山陽ハイツ・倉敷市民会館で開催されました。

大会は、まず3回戦の予選リーグを行い、各リーグの1位が決勝トーナメントに進出します。その後、3回戦のトーナメント戦を行い、1位から3位までを決定します。

対局のルールは以下の通りです。

総互先
黒番6目半コミ出し
持ち時間
予選: 30分切れ負け
本戦: 40分切れ負け
決勝: 40分 + 1手10秒読み

高学年の部の優勝者は、審判長（原則としてプロ棋聖保持者）との公開記念対局を行います。

関連情報

少年少女囲碁大会
ジュニア本因坊戦
吉備真備
全国小学生倉敷王将戦 - 倉敷市が主催する将棋の小学生アマ棋戦です。

外部リンク

倉敷市 くらしき吉備真備杯こども棋聖戦
第12回くらしき吉備真備杯 こども棋聖戦 全国大会

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