この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所!!

桑田佳祐、キャリア最少規模の会場で特別な一夜を披露



2017年7月、ソロ活動30周年を迎えた桑田佳祐は、東京・港区にあるBillboard Live Tokyoで特別なライブを開催しました。300人という、桑田佳祐のキャリアにおいて最小規模の会場は、プレミアムチケットを手に入れたファンにとって、まさに特別な一夜となりました。

このライブは、『この夏、大人の夜遊び in 日本で一番垢抜けた場所!! supported by ニッポンハム / Billboard Live 10th Anniversary』と題され、2017年7月10日と11日の2日間にわたって行われました。会場のキャパシティの小ささから、より親密な雰囲気の中で、桑田佳祐の圧倒的な歌唱力とパフォーマンスを体感できた貴重な機会となりました。

ライブの模様と楽曲



ライブは、商業的な作品として発売されていませんが、その模様の一部は後に様々なメディアで公開されました。7月11日の公演で演奏された楽曲の中から、「百万本の赤い薔薇」「大河の一滴」「君への手紙」「愛のささくれ~Nobody loves me」「簪 / かんざし」「若い広場」「オアシスと果樹園」「ヨシ子さん」といった楽曲は、同年8月に発売された桑田佳祐のアルバム『がらくた』の完全生産限定盤A(Blu-ray)とB(DVD)の特典映像として収録されました。

また、桑田佳祐ラジオ番組桑田佳祐のやさしい夜遊び」(TOKYO FM)では、この公演を振り返る特集が組まれ、ライブ音源の一部がオンエアされました。さらに、WOWOWのスペシャル番組「桑田佳祐と『がらくた』 〜ソロ30年目の衝動〜」では、「今でも君を愛してる」「MERRY X'MAS IN SUMMER」「東京ジプシー・ローズ」「東京」「銀河の星屑」「明日晴れるかな」といった楽曲の演奏シーンが放送されました。これらの放送を通して、ライブに参加できなかったファンにも、その熱気と感動の一部が届けられました。

セットリストとKUWATA BAND



具体的なセットリストはサザンオールスターズの会報誌「代官山通信」vol.139 p10に掲載されています。演奏された楽曲の中には、桑田佳祐のバックバンドであるKUWATA BANDの楽曲も含まれており、多様な音楽性を垣間見ることができた公演となりました。

ライブでは、「今でも君を愛してる」「しゃアない節」「それ行けベイビー!!」「スキップ・ビート」「MERRY X'MAS IN SUMMER」「月」「東京ジプシー・ローズ」「東京」「百万本の赤い薔薇」「大河の一滴」「君への手紙」「愛のささくれ~Nobody loves me」「簪 / かんざし」「若い広場」「明日へのマーチ」「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」「オアシスと果樹園」「銀河の星屑」「波乗りジョニー」「ヨシ子さん」といった楽曲の他に、アンコールでは「ROCK AND ROLL HERO」「可愛いミーナ」「明日晴れるかな」が演奏されました。日によって演奏された楽曲に違いがあり、ファンにとっては、どちらの日に参加しても異なる魅力を味わうことができたと言えるでしょう。

まとめ



桑田佳祐のソロ活動30周年を記念するこのBillboard Live Tokyo公演は、特別な規模感と選曲、そして限られた観客だけが体感できたプレミアムなライブとして、ファンにとって忘れられない思い出となりました。商業作品として残されてはいないものの、ラジオやWOWOWでの放送、そして『がらくた』完全生産限定盤への収録を通して、その感動の一部が広く共有されることとなりました。このライブは、桑田佳祐音楽キャリアにおける一つの重要なマイルストーンとして記憶されています。

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