この街のどこかに

THE BOOMの27枚目のシングル「この街のどこかに」（2002年6月5日発売）について解説します。

この楽曲は、2002年から2003年にかけて開催されたライブツアー「この青い空の下で」のテーマソングとして制作されました。THE BOOMの音楽性とメッセージが込められた、心に響く一曲です。

収録曲について

1. この街のどこかに
作詞・作曲：宮沢和史
本シングルのメインとなる楽曲。宮沢和史が作詞作曲を手掛け、THE BOOMらしい温かみのあるメロディと、故郷や大切な場所への想いを込めた歌詞が特徴です。

2. さとうきび畑
作詞・作曲：寺島尚彦
森山良子の代表曲として知られる「さとうきび畑」のカバー。THE BOOMならではのアレンジが施されています。特筆すべきは、2002年春に宮沢和史が沖縄の小学校を訪問し、地元の子供たちと一緒にレコーディングを行ったというエピソードです。子供たちの歌声が加わることで、楽曲に新たな命が吹き込まれました。

3. いいあんべえ（monoaural mix） featuring KICK THE CAN CREW
* 作詞・作曲：宮沢和史 & KICK THE CAN CREW
THE BOOMの代表曲の一つ「いいあんべえ」を、KICK THE CAN CREWがラップでリニューアルしたバージョン。オリジナルとは異なる、新たな魅力が引き出されています。ミキシングもmonoaural mixとして再構築されています。

CD EXTRA仕様について

本シングルはCD EXTRA仕様となっており、特典として「島唄」のライブ映像が収録されています。THE BOOMの代表曲であり、多くの人に愛されている「島唄」の貴重なライブ映像を楽しむことができます。

「この街のどこかに」は、THE BOOMの音楽性とメッセージが詰まった作品であり、彼らの魅力を堪能できる一枚と言えるでしょう。また、ボーナストラックやCD EXTRA仕様など、聴覚的にも視覚的にも楽しめる要素が満載です。

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