こりんとめーたんとは？意味をやさしく解説

こりんとめーたん：豊平区の人気マスコットキャラクター

こりんとめーたんは、札幌市豊平区の魅力を区内外に発信するマスコットキャラクターとして、区民に広く親しまれています。リンゴをモチーフにした「こりん」と、羊をモチーフにした「めーたん」は、豊平区を盛り上げるために様々な活動を行っています。

キャラクター設定

こりんとめーたんは、豊平区の魅力を発見する探偵という設定で、区民にまちへの愛着を深めてもらうことを目的に誕生しました。

こりん
モチーフ：平岸リンゴ（かつて豊平区内で盛んに栽培されていたリンゴ）
性格：明るくしっかり者
趣味：まちをきれいにすること、読書
住処：リンゴ並木の特定の品種の枝
名前の由来：元気で可愛らしい顔立ちから
特徴：胸には豊平区の花であるペチュニアのブローチをつけている
めーたん
モチーフ：さっぽろ羊ヶ丘展望台の羊
性格：元気で大らか
趣味：スポーツ、食べること
住処：羊ヶ丘展望台の周辺
名前の由来：名探偵のような服装をしていることと、羊であることから
特徴：街の魅力や楽しいことの発見にフットワークが軽い

誕生の経緯

2003年に豊平区内の小学校からキャラクターイメージを募集し、74点の応募がありました。寄せられた案をもとに「豊平区イメージキャラクター作製委員会」が検討を重ね、リンゴと羊をモチーフとした現在のキャラクターが制作されました。

2004年2月には、札幌市の広報誌「広報さっぽろ」でキャラクターが発表され、同時に愛称の公募が行われました。1003点の応募の中から「豊平区キャラクター愛称選考委員会」が選考を行い、豊平区長が最終決定しました。同年4月には愛称発表セレモニーが行われ、正式に「こりん」「めーたん」という名前が発表されました。

グッズ展開

キャラクター誕生後、グッズ販売は長らく行われていませんでしたが、2011年に豊平区と地元の商店街連絡協議会が協定を締結し、2013年6月からグッズ販売が開始されました。これらのグッズは、豊平区主催のイベントでの記念品として配布されることもあります。

豊平区役所のウェブサイトでは、ぬりえ、メモ用紙、お面などのPDFファイルや、パソコンの壁紙、スクリーンセーバーなどが公開されており、誰でも自由にダウンロードできます。

その他の活動

こりんとめーたんの着ぐるみも制作されており、豊平区を中心とした様々なイベントに2体揃って出演しています。原則として、単独での出演は認められていません。また、札幌ドームが豊平区内にあることから、北海道日本ハムファイターズのB☆Bや北海道コンサドーレ札幌のドーレくんと一緒にイベントに登場することもあります。

豊平区内の通学路の道路に貼る「とまれ」のシールにも、こりんとめーたんがプリントされています。

非公式な略称として、「こりめ」と呼ばれることもあります。

2007年8月には、札幌市の刊行物として、雪について説明する子供向け絵本「こりんとめーたん雪のプレゼント」が豊平区土木部より発行されました。

こりんとめーたんは豊平区民（または札幌市民）の間で非常に人気が高く、2010年度に東月寒まちづくりセンターで販売されたポロシャツは、最終的に3,179枚を売り上げました。

外部リンク

* 「こりん」「めーたん」の部屋

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