これからの麺カタコッテリの話をしよう

これからの麺カタコッテリの話をしよう

マキシマム ザ ホルモンが2018年11月28日に発表した「これからの麺カタコッテリの話をしよう」は、ワーナーミュージック・ジャパン移籍後初の作品です。本作は、単なるシングルではなく、「読み切り漫画+新作CD」というユニークな形態でリリースされました。

概要

前作「グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011」から約7年半ぶりのシングル的作品として、2,292（痛風苦痛）円で販売されました。これは、マキシマムザ亮君らしい遊び心のある価格設定と言えるでしょう。

本作には、『コロコロアニキ』で連載された漫画「マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人」（監修・脚本：マキシマムザ亮君、作画：藤異秀明）が収録されています。漫画と音楽が融合した、新しい表現方法に挑戦しています。

2018年9月18日には、「拝啓VAP殿」のミュージック・ビデオがYouTubeで公開され、ワーナーミュージック・ジャパンへの移籍と新作リリースが告知されました。同年11月1日には詳細が発表され、同月25日にはミュージック・ビデオ第2弾「maximum the hormone II ～これからの麺カタコッテリの話をしよう～」が公開されています。

2019年3月14日からは、日清食品「日清焼そばU.F.O.」のTVCMで「maximum the hormone II ～これからの麺カタコッテリの話をしよう～」の替え歌が使用されました。歌唱はバーチャルYouTuberの輝夜月が担当し、話題となりました。

記録

オリコン週間BOOKランキング・エッセイジャンルで1位、総合部門で2位を獲得しました。アーティストがこの部門で1位を獲得するのは異例であり、緊急重版により17万部が出荷されるほどの人気を博しました。

収録曲

全作詞・作曲：マキシマムザ亮君 / 編曲：マキシマム ザ ホルモン

1. maximum the hormone II ～これからの麺カタコッテリの話をしよう～
- 表題曲。2011年の楽曲「maximum the hormone」のMVのセルフオマージュが散りばめられています。亮君のダイエットに対する批判へのアンサーソングでもあります。

2. G'old～en～Guy
- サビのボーカルはナヲが担当。新宿ゴールデン街とL'Arc〜en〜Cielがタイトル名の由来。

3. 肺脂西班牙〈we're the 俺〉
- 2005年のアルバム『ロッキンポ殺し』収録の「ハイヤニ・スペイン」のセルフカバー。アレンジが変更されています。

4. 拝啓VAP殿
- ダイスケはんのヘルニアによる活動休止発表後にMVが公開。デスボイスとヘドバンを封印したポップパンク調の楽曲。タイトルはセックス・ピストルズの「拝啓EMI殿」のオマージュ。

5. G'old～en～Guy(劇場版アニメ予告編ver)(BONUS TRACK)

参加ミュージシャン

Programming（M2,4）：テラ（ミミカジルマネージャー）
「I'll be VAP?」Voice（M4）：テラ
Disco Programming（M1）：H.Fujisawa
Chiptune Programming（M1）：上原 太
Guest DJ（M2）：DJ Kawa（川北亮）
Voice Actor（M5）：熊本 奈緒（旧姓 川北）、津田 大輔

「これからの麺カタコッテリの話をしよう」は、マキシマム ザ ホルモンの音楽性とユーモア、そして彼らのメッセージが詰まった作品です。ぜひ一度、手にとって体験してみてください。

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