ごきげん ジミー!

ごきげん ジミー! (Jimmy Two-Shoes)

『ごきげん ジミー!』（原題: Jimmy Two-Shoes）は、カナダとアメリカで制作されたテレビアニメシリーズです。アメリカでは2009年から2011年まで放送され、日本ではディズニーXDで放送されました。

概要

舞台は、不幸が常に付きまとうミザリービル。スリルを求める楽天家の少年ジミーと、食いしん坊の親友ビージー、そして機械に強いマッドサイエンティストのエロイーズが、コミカルな日常を送る物語です。

エピソードは、町の出来事や事件を中心に、エロイーズが開発する人々を不幸にする機械が登場したり、ジミーやビージーといったキャラクターに焦点を当てたストーリーも展開されます。一部のシーンには、身体がバラバラになったり、骨が見えたりする、少し過激な描写が含まれているのが特徴です。

登場人物

ジミー・ツー・シューズ (Jimmy Two-Shoes)
声 - Cory Doran/日本語版 - 根本圭子
本作の主人公。14歳の楽天家で、危険なことにも果敢に挑戦します。親友のビージーと、近所に住むエロイーズとはいつも一緒ですが、仲の悪い2人の喧嘩に巻き込まれることもしばしば。ミザリービルのバンド「Runny and the Nosebleeds」のファン。自分が楽しければそれで良いという考えの持ち主で、ルシアスに敵視されていますが、本人はルシアスを友達だと思っています。バタースコッチ味のアイスが苦手。

ビージー (Beezy J. Heinous)
声 - ブライアン・フラウド/河本邦弘
ジミーの親友で、巨大な赤い悪魔のような姿をしています。名前はベルゼブブが由来。食いしん坊で呑気な性格のため、騙されやすい一面も。主にジミーと行動を共にしますが、面倒くさがって放置することもあります。エロイーズによく機械で酷い目に遭わされるため、彼女とは犬猿の仲。ルシアスの息子であり、ルシアスを「パパ」と呼びます。ガールフレンドのサフィーが好きで、ウィーブルという動物を嫌っています。

エロイーズ (Heloise)
声 - タバサ・セント・ジェルマン/高倉有加
ジミーの友人である天才少女。茶髪に緑色の目をした可愛らしい外見とは裏腹に、マッドサイエンティストのような性格で、混乱を広げたり、住民を操る人形を作ったりします。機械製作の天才で、ルシアスの会社で人々を不幸にする機械を作っています。ジミーに好意を抱いていますが、ビージーが邪魔をするため、ビージーとは仲が良くありません。キレると手がつけられなくなるほど破壊的で、嫉妬深い一面も。

ルシアス・ヘイネス7世 (Lucius Heinous the Seventh)
声 - ショーン・カレン/多田野曜平
ビージーの父親で、ミザリービルの市長。楽天家のジミーによって、ミザリービルをより惨めな場所にするという野望を阻まれており、ジミーを目の敵にしています。名前の由来はルシファー。人々を不幸にするため、エロイーズに機械を作らせたり、自分の祖父を冷凍したりするなど、冷酷な性格です。秘書のサミーのことは、命令に従うだけの存在としてしか見ていません。ジェズに好意を抱いており、アピールするものの、いつも失敗に終わります。ビージー同様、ウィーブルを嫌っています。

サミー (Samy Garvin)
声 - ドウェイン・ヒル/茂木滋
ルシアスの秘書。目立ちたがり屋ですが、ルシアスに反対されることがほとんどです。敬語で話し、ダンスが得意です。

ジェズ (Jez)
声 - Valerie Buhagiar/溝邉祐子
ルシアスのガールフレンド。白い豪邸に住んでいます。

サービー (Cerbee)
ジミーの飼い犬。ケルベロスのような姿が名前の由来。ジェズの飼い犬と恋に落ちたことがあります。

サフィー (Saffi)
声 - サンデー・ミューズ
ビージーのガールフレンド。オレンジ色の肌と大きな一つ目が特徴で、少し変わった性格。「ヨーグルト!」と言う口癖があります。

ウィーブル
ネズミのような歯とリスのような体を持つ小さな動物。集団で行動し、一見可愛いですが、性格は邪悪。臭いオナラで嫌いな相手を追い払ったり、ルシアスの弱みを握ったりしています。

スタッフ

制作：エドワード・ケイ、ショーン・スコット
監督：エドワード・ケイ、カイル・マーシャル
音楽：Stephen Skratt、アッシャー・レンズ

外部リンク

日本のDisney XDでの紹介ページ
Teletoon's Official Jimmy Two-Shoes Site
Jetix's Official Jimmy Two-Shoes Site
ごきげん ジミー! - IMDb（英語）

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