ごきげんサンデー・ミュージック

ごきげんサンデー・ミュージック

MBSラジオにて、2009年4月5日から2021年3月28日まで放送されていた音楽リクエスト番組です。創価学会が単独で提供していました。

番組内容と特徴

番組のパーソナリティはフリーアナウンサーの豊島美雪が担当し、ワンマンDJ形式で進行しました。毎月テーマが設定され、リスナーから寄せられたリクエスト曲やメッセージを中心に紹介。流れる音楽はロックやポップス、演歌などジャンルを問わず幅広く、合間には暮らしに役立つ情報も届けられました。

番組は生放送ではなく、事前に収録する「撮って出し」方式で制作されていましたが、放送中に随時時刻を伝える演出がなされていました。プロデューサーは元毎日放送アナウンサーの伊東正治が務めました。

パーソナリティの豊島美雪は、この番組が始まる前、MBSラジオで4年間平日早朝の生ワイド番組『朝いちばん!豊島美雪です』を担当しており、その経験が本番組にも活かされていました。番組では1ヶ月ごとに変わるテーマを設け、MBSラジオ内で流れる告知CMにおいても、豊島自身が小芝居や歌を交えながら「〜月のテーマは○○」とユーモラスに紹介するのが恒例となっていました。

放送時間の変遷

番組開始当初の2009年4月5日から2018年4月1日までは、毎週日曜日の午前7時から7時30分までの30分番組として放送されていました。

しかし、2017年10月6日から日曜日の午前9時15分から9時30分に放送されていた別番組『松井愛と小原正子のあさカツ♥』の放送枠が、当番組の後半部分（7時20分から7時30分）へ移動することになったため、2018年4月8日からは放送時間が午前7時から7時20分までの20分間に短縮されました。

創価学会の提供とMBSラジオ

MBSラジオでは、1991年頃から日本のAM局としては珍しく、創価学会のCMを放送していませんでした。しかし、『ごきげんサンデー・ミュージック』が創価学会の単独提供番組として始まったことにより、以降は自社制作番組において、この番組の放送時間内でのみ創価学会や聖教新聞のCMが流されるようになりました。

番組の終了

2021年3月28日の放送をもって、約12年の歴史に幕を閉じました。これは、MBSラジオが同年4月からの日曜午前帯の番組編成を大幅に見直すことになったためです。

本番組の終了により、MBSラジオの自社制作番組から創価学会単独提供の番組は再び姿を消しました。ただし、TBSラジオが制作し、MBSラジオでもネットしていた創価学会単独提供の事前収録番組『明日へのエール〜ことばにのせて〜』（毎週土曜夜間に放送）のネットは、当番組終了後も継続されています。

パーソナリティ豊島美雪の活動

番組パーソナリティの豊島美雪は、『ごきげんサンデー・ミュージック』と並行して、2016年4月3日からは毎週日曜日の午前11時から午後12時50分に放送されていたMBSラジオの生ワイド番組『サンデーライブ ゴエでSHOW!』でも、浅越ゴエ（ザ・プラン9）と共にパーソナリティを務めていました。当番組が終了した後も、『サンデーライブ ゴエでSHOW!』（現在は『ゴエと忠志のサンデー花月』として継続）への出演は続けられています。

豊島美雪はMBSラジオで過去に『朝いちばん!豊島美雪です』や、その前身番組である『豊島・ゴエのあさはやっ!?』といった生ワイド番組でも活躍していました。

「ごきげんサンデー・ミュージック」は、その名の通り、リスナーに日曜の朝を心地よい音楽と共に届ける役割を担った番組でした。

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