さくらあや

さくらあや: 日本のプロレスラーと女優の経歴

さくらあや（1996年9月13日生まれ）は、日本の女性プロレスラーであり、女優でもあります。兵庫県神戸市出身で、現在はスターダムに所属して活動しています。

女優としてのスタート

さくらは高校生のときに偶然YouTubeで観た大衆演劇に興味を持ち、女優を志すようになりました。2015年には大阪芸術大学短期大学部の舞台芸術コースに進学し、在学中には多くの舞台経験を積みました。その後、舞台とアイドル活動のために19歳で上京し、2020年にはミスiD2020を受賞しました。この受賞を機に、ジャパンアクションエンタープライズの養成部に所属し、アクション女優としての道を進みました。

プロレスラーとしてのデビュー

2023年に入ると、さくらあやはスターダム後楽園ホール大会でプロレスデビューが発表されました。彼女はデビュー戦の相手にワールド・オブ・スターダム王者のジュリアを指名しました。3月25日に開催されたNEW BLOOD Premiumにおいて、さくらはジュリアとの初戦を迎えました。空手をベースにした攻撃を展開しましたが、ジュリアに敗れました。残念ながら、彼女はその後、首の怪我により7月9日から欠場することになります。

しかし、2024年3月10日に後楽園ホール大会で見事な復帰を果たしました。翌月の4月12日には、『STARDOM in KORAKUEN 2024 Apr.』で玖麗さやかと共にトロピカル審査を成功させ、COSMIC ANGELSに正式に加入しました。そして6月29日には、梨杏とのシングルマッチにおいて、自力で初勝利を収めました。

驚きのプロレスデビュー経緯

さくらのプロレスデビューは意外な展開によってもたらされました。彼女は、女優として岩谷麻優の自伝映画『家出レスラー』の主演オーディションに参加しようとしたところ、誤ってスターダムの新人オーディションに申し込んでしまったのです。この偶然の出来事が、彼女をプロレスの世界へと導くことになったのです。

得意技と活躍

さくらあやは、プロレスリングの中で各種キック（ハイキック、ローキック、ミドルキック）、ドロップキック、ニールキック、腕十字固め、三角締め、ダイビングニードロップなど多彩な技を得意としています。彼女の独自なスタイルと女優業で培った表現力は、試合においても特筆すべき点です。

出演作品

さくらはテレビドラマや舞台でも多くの活動をしています。テレビドラマでは『孤独のグルメ season6』に出演し、舞台でも『友情秋桜のバラード2015』や劇団ガソリーナの『櫻の園２』、劇団壱劇屋の作品にアクション部として参加しています。また、MVにも出演するなど、幅広い活動を展開しています。

その魅力的なキャリアは、今後もさくらあやのさらなる成長を期待させます。彼女はプロレスと演技、両方で自己表現を続けながら、多くのファンに愛される存在となることでしょう。

もう一度検索