さつきが丘団地

さつきが丘団地

さつきが丘団地は、千葉県千葉市花見川区さつきが丘に位置する、日本住宅公団（現在の都市再生機構）によって開発された大規模な住宅団地です。1968年（昭和43年）から1973年（昭和48年）にかけて建設され、総戸数は3920戸（賃貸・分譲）に達します。この団地は、土地区画整理事業によって開発され、計画的な住宅地として整備されました。

概要

さつきが丘団地は、1-35街区が1973年4月と11月、2-34街区が1972年11月にそれぞれ建設されました。最寄りの駅は総武線の新検見川駅ですが、駅からは京成バスで約十数分ほどかかります。バスは比較的頻繁に運行しており、およそ10分に1本以上の間隔で利用可能です。

高齢化

さつきが丘団地は、かつては東京のベッドタウンとして発展しましたが、近年は住民の高齢化が顕著になっています。2016年（平成28年）の時点では、さつきが丘1丁目と2丁目の合計人口は8666人であるのに対し、65歳以上の高齢者人口は2833人に達し、高齢者割合は約33%となっています。この高齢化は、団地における重要な課題となっています。

沿革

さつきが丘団地の分譲・販売は1972年（昭和47年）4月に開始されました。この団地の開発を機に、千葉市犢橋町の一部が分離し、新たに「さつきが丘」という地名が成立しました。この歴史的な背景からも、さつきが丘団地が地域に与えた影響の大きさが伺えます。

周辺施設

さつきが丘団地の周辺には、多くの教育施設や公共機関が存在します。

教育施設

青い鳥第二幼稚園
さつきが丘幼稚園
さつきが丘第一保育所
さつきが丘第二保育所
千葉市立さつきが丘東小学校
千葉市立さつきが丘西小学校
千葉市立さつきが丘中学校

これらの教育施設は、団地住民の子供たちの教育を支えています。

公共機関

花見川郵便局
さつきが丘市民センター

これらの公共機関は、地域住民の生活をサポートする重要な役割を担っています。

史跡・公園

犢橋貝塚
* 神場公園

これらの史跡や公園は、地域住民の憩いの場として、また地域の歴史を伝える場所として親しまれています。

さつきが丘団地は、住宅団地としての機能だけでなく、地域社会の中心としての役割も果たしています。高齢化という課題を抱えながらも、地域住民の生活を支え、歴史と文化を育む場所として、今後もその存在が重要です。

もう一度検索