さよなら西部警察

さよなら西部警察

『さよなら西部警察』は、1984年9月21日に発売されたテレビドラマ『西部警察シリーズ』関連のメモリアル・アルバムです。このアルバムは、同年10月22日に放送された『西部警察 PART-III』の最終回スペシャルに関連するものであり、シリーズの完結編の重要な作品となっています。

アルバムの概要

このアルバムには、『西部警察』の歴代の主題歌や象徴的なインストゥルメンタルが収録されており、ナレーションがかぶせられています。特典としては、歌詞カードを兼ねたポスターと、『西部警察 制作・放送一覧表』が同封されていました。元々はLP形式でリリースされており、各曲にはナンバーが付けられていましたが、CD化に際しては複数の曲が一つのトラックにまとめられている部分も存在します。このアルバムは、最終回スペシャルの1ヵ月前にリリースされたため、その内容に関してナレーションやジャケットの写真などで触れられています。これは今で言うところのネタバレにあたるかもしれません。

収録曲一覧

収録されている楽曲は以下の通りです：
1. 西部警察メインテーマ・TVサイズ
2. みんな誰かを愛してる
3. 大門刑事のテーマ
4. 木暮刑事のテーマ
5. 友情
6. 追跡のテーマ
7. ダイナミック・シチュエイション
8. 夜明けの街
9. 西部警察 PART-II・IIIテーマ・TVサイズ
10. ワンダフル・ガイズ
11. 時間よお前は・・・・
12. スカイライン・フォーメーション
13. スーパー・チェイサー
14. ロンリー・ポリスマン
15. パトカー・コンボイ
16. ダーティー・ヒーロー
17. ワンダフル・ガイズ
18. 嘆きのメロディー

楽曲の作曲及び編曲は、宇都宮安重や羽田健太郎などの著名な音楽家たちによって行われ、歌詞はなかにし礼や荒木とよひさなどが担当しました。アルバムの演奏は、ホーネッツや高橋達也&東京ユニオン、また、歌唱は石原裕次郎が手がけました。

ナレーションは小林清志が務め、その構成は中村律子によって行われています。

参考文献

このアルバムについての詳細な資料は、『西部警察 誕生30周年 サウンド・トラック・アルバム大全集』（2009年、テイチクエンタテインメント）に記されています。この資料を通じて、より深く『西部警察』の音楽文化やその影響を理解することが可能です。

『さよなら西部警察』は、シリーズファンにとっても特別な存在であり、その音楽は作品の魅力をさらに引き立てています。

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