さユり

さユり - 日本のシンガーソングライター

さユり（1996年6月7日生まれ）は、日本の女性シンガーソングライターで、福岡市東区西戸崎出身です。音楽を通じて多くの人々に影響を与え、特に若い世代から高い人気を誇っています。彼女はアイトニー・エンターテインメントに所属し、アリオラジャパンから音楽をリリースしています。

来歴

メジャーデビュー前

さユりが音楽に興味を持ったのは、小学6年生の時。アイドルグループの関ジャニ∞がバンド活動をする様子に心を奪われ、そこからギターを手にしました。中学2年生の時には、彼らの自作曲に憧れて自らも作曲を始めます。その後、二人組の弾き語りユニット「LONGTAL」としての活動、さらにはバンド「夢雨」でギターボーカルとしての経験を積み、福岡市を中心に路上ライブや様々なライブハウスで演奏しました。

2012年には、「るーららるーらーるららるーらー」で「The 5th Music Revolution」のグランプリを受賞し、注目を集めます。上京後も、彼女は様々なスタイルのパフォーマンスを試み、特に路上ライブを通じて多様なリスナーに自分の音楽を届けるようになりました。

メジャーデビュー後

2015年8月26日、さユりは1stシングル『ミカヅキ』でメジャーデビューを果たし、この曲はフジテレビ系アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマとして起用されました。2016年には、2ndシングル『それは小さな光のような』をリリースし、アニメ『僕だけがいない街』のエンディングテーマに選ばれました。

2017年には自身初のオリジナルアルバム『ミカヅキの航海』をリリースし、オリコンのデイリーアルバムランキングで1位を獲得。2018年にもテレビアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』のエンディングテーマ「月と花束」をリリースしました。2022年には、2ndアルバム『酸欠少女』をリリースし、さらなる成長を見せています。

人物・エピソード

さユりは「酸欠少女」を自己紹介として用いており、独特な歌詞の世界観が同世代の心情を代弁しています。力強い歌声を持ちつつも、翳のある歌詞が特徴的で、多くのリスナーに共感されてきました。2019年には、ヤマハエンタテインメントを退所し、新たな音楽活動のステージへと移ります。2014年から2016年にかけて新宿で行った路上ライブは、彼女にとって大切な経験であり、その後の音楽スタイルにも影響を与えました。また、2024年にはミセカイのアマアラシとの結婚を発表し、新たな人生のステージを迎えています。

さユりの音楽や活動からは、彼女自身の成長や心の変化が感じられ、多くのフォロワーにインスピレーションを与え続けています。

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