しゃちほこマシーンズ

しゃちほこマシーンズ：闘龍門を彩った覆面ユニット

しゃちほこマシーンズは、闘龍門2000プロジェクトと闘龍門Xを舞台に活躍した、覆面レスラーによるユニットです。その名の通り、金鯱とマシーン軍団をモチーフとしており、メンバー全員が金色のマスクとコスチュームを身につけているのが特徴です。外見上の区別が難しく、そのミステリアスな存在感がファンを魅了しました。

ユニットの歴史

2000年、闘龍門2000プロジェクトにおいて、しゃちほこマシーン壱号と弐号がデビュー。この2人がユニットの始まりでした。2002年5月には、壱号と弐号がリングネームを「鯱魔神」へと変更。同月11日には、闘龍門Xで新たに参号と四号がデビューし、ユニットは拡大しました。

しかし、ユニットは順風満帆とはいきませんでした。同年6月、壱号&弐号と参号&四号の間で仲間割れが発生。ユニットは分裂状態に陥ります。そして、12月26日には、両チームによる「マスカラ・コントラ・マスカラ」（敗者覆面剥ぎマッチ）が実施されました。結果は壱号&弐号が勝利し、参号&四号はマスクを脱ぐことに。その正体は、佐藤秀と佐藤恵という双子の兄弟レスラーで、マスクの下も同じ顔という、コミカルなオチで幕を閉じました。

メンバー

鯱魔神壱号（旧：しゃちほこマシーン壱号）
鯱魔神弐号（旧：しゃちほこマシーン弐号）
鯱魔神参号
鯱魔神四号

メンバーは全員が金色のマスクとコスチュームを着用しており、外見での判別は困難です。この均一的な外見も、ユニットのミステリアスな魅力を一層引き立てていました。

入場曲

ユニットの入場曲には、板東英二氏が歌う「燃えよドラゴンズ!」が使用されていました。この選曲も、ユニットのユニークなキャラクターを際立たせる要素となっていました。

しゃちほこマシーンズは、その奇抜なキャラクターとストーリーで、闘龍門の歴史に名を刻んだユニットです。分裂やマスク剥ぎマッチといったドラマティックな展開は、プロレスファンにとって忘れられない記憶として残っています。

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