しらびそ高原

しらびそ高原

長野県飯田市上村に位置する標高1918mのしらびそ高原は、その名の通り、高原一帯に自生するシラビソの木々に囲まれた自然豊かな場所です。

概要

しらびそ高原は、矢筈トンネル東出口から市道上村1号線を登った場所に位置し、日本三百名山の一つである奥茶臼山の登山口、しらびそ峠のすぐ南にあります。高原の中心には宿泊施設「しらびそ高原 天の川」があり、ここを拠点に周辺の散策や登山を楽しむことができます。

景観

高原からは、南アルプスの壮大な山並みを一望できます。天気が良ければ、北アルプス、中央アルプス、御嶽山、恵那山まで見渡せる大パノラマが広がります。特に、夕暮れ時には山々が夕日に染まる美しい景色を眺めることができます。

天体観測

しらびそ高原は、本州有数の天体観測スポットとしても知られています。標高が高く、周囲に人工の光が少ないため、澄み切った夜空には満天の星が輝きます。全国各地から多くの天文愛好家が集まり、星空観測や天体撮影を楽しんでいます。

季節ごとの魅力

夏は涼しい避暑地として、秋は紅葉の名所として知られています。特に秋には、高原一帯が赤や黄色に染まり、美しい紅葉を楽しむことができます。周辺の観光地と合わせて訪れるのもおすすめです。

アクセス

中央自動車道飯田ICから車で約1時間15分、矢筈トンネルを経由してアクセスできます。飯田駅から矢筈トンネル出口付近まではバスが運行していますが、そこから先は公共交通機関がないため、注意が必要です。市道上村1号線は道幅が狭く、土砂崩れなどで通行止めになる場合があるため、事前に道路状況を確認することをおすすめします。

周辺施設

大平保養センター: 高原の麓にある宿泊施設です。

関連情報

遠山郷: しらびそ高原周辺の地域。
下栗の里: 「日本のチロル」と呼ばれる、急峻な斜面に家々が建ち並ぶ集落。
南アルプスエコーライン: 南アルプスを縦走する観光道路。
御池山クレーター: 隕石落下によってできたとされるクレーター地形。
信州サンセットポイント: 長野県内にある夕日の名所。

外部リンク

ハイランドしらびそ公式ホームページ
飯田・下伊那観光案内ホームページ

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