じゃんけんしょうぎ

じゃんけん将棋：シンプルで奥深い戦略的ボードゲーム

じゃんけん将棋は、学研の『頭のよくなるゲームシリーズ』の一つとして発売された、2人対戦型のボードゲームです。6×6マスのボード上で、じゃんけんのルールを用いて駒を取り合う、シンプルながらも奥深い戦略性が魅力です。熊本県立八代工業高等学校の梅田龍一先生によって考案され、2010年11月22日に発売されました。

ゲーム概要

じゃんけん将棋は、一見シンプルながら、大人も子供も楽しめる奥深い戦略性を持っています。6歳から遊べる手軽なルールでありながら、運要素の少ないアドバンスモードと、サイコロを使うベーシックモードの2つのモードがあり、対戦相手や状況に合わせてゲーム性を変化させることができます。1ゲームのプレイ時間は5分から15分程度と短く、手軽に楽しむことができます。将棋や囲碁に比べて駒数が少なく、ルールも分かりやすいので、初心者でもすぐにプレイできます。

ゲームの準備

ゲームに必要なものは以下の通りです。

ボード： 6×6マスのボード。それぞれのプレイヤーのゴールが対角線上に配置されています。ゴールから3マス目を超えると、自分のエリアに戻ることができなくなる「出戻り禁止エリア」があります。
駒： 各プレイヤー4つずつ、グー・チョキ・パーがそれぞれ2つずつ描かれた立方体状の駒を使用します。硬質スポンジ素材で作られています。
サイコロ： ベーシックモードでは、1～3がそれぞれ2つずつ描かれたサイコロを使用します。アドバンスモードではサイコロは使用しません。

ルール

駒の動かし方

プレイヤーは順番に、自分の駒を転がして移動させます。1ターンにつき、駒を2回動かす必要があります。1つの駒を2回動かすか、2つの駒をそれぞれ1回ずつ動かすことができます。ただし、駒は必ず元の場所とは異なる場所に移動させなければなりません（足ぶみ禁止）。

駒の取り方

相手の駒と隣り合った場合、自分の駒の面に描かれたじゃんけんで勝てば、その駒を取ることができます。駒を取るときは、駒を回転させてはいけません。

ふんばりモード

自分の駒が1つだけになった場合、「ふんばりモード」が発動します。このモードでは、駒の移動回数が1回増加し、出戻り禁止エリアにも侵入できるようになります。ベーシックモードでは、サイコロの目の数に1を加えた回数だけ移動できます。

ゲームの終了

相手のゴールに自分の駒を到達させる、もしくは相手の全ての駒を取ると勝利となります。

ベーシックモードとアドバンスモード

じゃんけん将棋には、2つのモードがあります。

ベーシックモード： サイコロを使用して駒の移動距離を決定します。運要素が加わるため、より手軽に、そして子供にも遊びやすいモードです。
* アドバンスモード： サイコロを使用せず、戦略的な駒の配置と移動によってゲームを進めます。運要素が少なく、より高度な戦略が求められます。

まとめ

じゃんけん将棋は、シンプルながらも奥深い戦略性を持つ、大人も子供も楽しめるボードゲームです。短いプレイ時間で気軽に遊べるため、家族や友人とのゲームナイトにも最適です。手軽さと奥深さの両方を兼ね備えた、魅力的なゲームと言えるでしょう。 ぜひ、一度プレイしてみてください。

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